少し前のことですが、とある映画評論がネットの映画ファンの間で話題になりました。
【名作とされる古い映画を観て「面白くない」と感じるのはごく自然な反応だ 】
どういった評論かというと、タイトルそのまんまの内容ですが、名作と言われる映画を現代人が見ると様々な理由で「面白くない」と感じることがあるというものです。
ちょっと検索すればわかりますが(こちら)、この評論、映画ファンの間ではこれ以上ないってぐらいボロクソにバッシングされまくっています。およそ肯定的な人は見つかりません。熱心な映画ファンであればあるほど否定的であるように見受けられます。
自分はというと、なるほど、一理あるかも、と思いましたよ。
熱心な映画ファンの方はこの映画評論が古い映画そのものを否定しているように感じられたかもしれませんが、自分はそうじゃないだろうと思いました。
映画をゲームに置き換えればわかりやすいかな。
実写と見紛うグラフィック、通信機能がついているのは当たり前、さらにヴァーチャルなゲームすら珍しくない最新のゲームハードで遊び慣れている現代っ子がファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』で遊んだらどうでしょうね?
中には「面白い!」と思う子もいるでしょうが、大概の子は「面白くない」って思うんじゃないでしょうか(想像ですが)。
今のゲームハードの操作性の良さ、ヴィジュアルの美しさに比べたら、ファミコンはきわめて操作性が悪く、ヴィジュアルもショボイと言っていいですからね。
しかしながら、例え現代っ子100人のうち、99人が面白くないと思ったとしても、『スーパーマリオブラザーズ』のゲーム史におけるエポックメイキング的な価値は誰にも否定出来るものではありません。
断っておきますが、自分は『スーパーマリオブラザーズ』が面白くないゲームだ、と言っているのではありません。
現代っ子が『スーパーマリオブラザーズ』で遊んで面白くないと感じても不思議はない、と言っているのです。
件の映画評論も映画について同じことを言ってるのではないかと思いました。
否定するほどのことではないと思うのですが、映画ファンにとっては「昔の映画は面白くない」というのと「昔の映画を面白くないと感じても不思議はない」というのは同意に感じられるんでしょうね…。
【名作とされる古い映画を観て「面白くない」と感じるのはごく自然な反応だ 】
どういった評論かというと、タイトルそのまんまの内容ですが、名作と言われる映画を現代人が見ると様々な理由で「面白くない」と感じることがあるというものです。
ちょっと検索すればわかりますが(こちら)、この評論、映画ファンの間ではこれ以上ないってぐらいボロクソにバッシングされまくっています。およそ肯定的な人は見つかりません。熱心な映画ファンであればあるほど否定的であるように見受けられます。
自分はというと、なるほど、一理あるかも、と思いましたよ。
熱心な映画ファンの方はこの映画評論が古い映画そのものを否定しているように感じられたかもしれませんが、自分はそうじゃないだろうと思いました。
映画をゲームに置き換えればわかりやすいかな。
実写と見紛うグラフィック、通信機能がついているのは当たり前、さらにヴァーチャルなゲームすら珍しくない最新のゲームハードで遊び慣れている現代っ子がファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』で遊んだらどうでしょうね?
中には「面白い!」と思う子もいるでしょうが、大概の子は「面白くない」って思うんじゃないでしょうか(想像ですが)。
今のゲームハードの操作性の良さ、ヴィジュアルの美しさに比べたら、ファミコンはきわめて操作性が悪く、ヴィジュアルもショボイと言っていいですからね。
しかしながら、例え現代っ子100人のうち、99人が面白くないと思ったとしても、『スーパーマリオブラザーズ』のゲーム史におけるエポックメイキング的な価値は誰にも否定出来るものではありません。
断っておきますが、自分は『スーパーマリオブラザーズ』が面白くないゲームだ、と言っているのではありません。
現代っ子が『スーパーマリオブラザーズ』で遊んで面白くないと感じても不思議はない、と言っているのです。
件の映画評論も映画について同じことを言ってるのではないかと思いました。
否定するほどのことではないと思うのですが、映画ファンにとっては「昔の映画は面白くない」というのと「昔の映画を面白くないと感じても不思議はない」というのは同意に感じられるんでしょうね…。
自分の方はといえば、これといって読んでもらうような記事はないのですが、ニコさんが仮にホラー映画が嫌いでなければ、こちらの記事を読んでみてください。
http://blog.goo.ne.jp/sepurainnole/e/535c995c2ef65d66d00f9855a24c5060
『マーターズ』というホラー映画に関する考察文です。
よろしくお願いします。
まさか記事を書いたご本人からコメントを頂けるとは思ってもみませんでした。
光栄に思います。
まぁ気になされない方がよろしいでしょう。
何を書いたとしても歪曲して受け止める人は受け止めるものですから。
例えばニコさんの記事で、
>現代の映画に慣れ切った若い映画ファンであれば、例えば『素晴らしき哉、人生!』を見てこう思ったはずです。「面白くない」と。
この文章は『素晴らしき哉、人生!』は面白くない映画であるといっているのではなく、ド派手で、スピーディで、説明過剰で、あまり教養を必要としない(というのはさすがに失礼ですかね。笑。)、そんな現代映画に慣れている人には面白いと思えないに違いない、そう言っているのだと思います。
それはたぶん真実です。認めたくない人も多いと思いますが。
>文章の発信はやはり難しいです。
そうですね。だからこそやりがいがあるのだともいえるのかもしれません。
そうですね。物はいいようですから、オブラートに包んだ言い方をすれば、こうまで過剰な反応はされなかったかもしれません。
でも、うがった見方をすれば、筆者はあえて過激な物言いをして人の目を引きたかったのかもしれません。
ネットの記事は注目されてナンボですから。
自分の記事が注目されなくなってどれぐらいになるだろう…。ひぇええええん。。。