おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

N響アワー チャイコフスキー

2010-03-07 23:03:35 | 音楽
 日曜日の夜9時は、NHK教育の「N響アワー」を観る。

 チャイコフスキーは交響曲を7曲(№1から6、そして、マンフレッド)作曲している。今日の演目は、交響曲第4番。この曲を初めて聴いたのは、やはり、N響、テレビであった。

 そのころ、今は亡き指揮者の岩城宏之氏がインスタントコーヒーのCMに出ていた。その時流れたのが、チャイコの6番「悲愴」の第1楽章。実は、最初に4番を聴いたときに、これが悲愴だと思って聴いていたのを思い出す。

 チャイコの4番、第1楽章は管楽器が鳴り響き、重々しい空気が広がる。第2楽章は、オーボエのソロが、ロシアの草原を思い浮かばせる。第3楽章は弦楽器のピッチカート、終盤に木管・金管がハーモニーを奏でる。1、2楽章と短調なのだが、第3楽章は長調になる。弦のピッチカートでわくわくし、管楽器が加わると、行進曲のようにテンポがよくなる。
 そして第4楽章。出だし、全ての楽器がはじける。「はじける」という表現が適当かどうかわからないが、小生には、そんなかんじで聴いている。
 もともと、チャイコの6番を聴こうと思っていたのが、間違ってたまたま聴いた4番。これがチャイコの交響曲の聴き始めだった。

 LPも購入した。ムラビンスキー指揮、レニングラードフィル交響楽団、グラモフォン版だ。小生が持っているムラビンスキーが指揮したディスクは、やはり、ロシアもの中心だ。最近は、お茶の水のディスクユニオンでチャイコの5番、日本公演のCDを購入した。

 チャイコフスキーの曲は、全体として暗いイメージを持っている。だた、ただ、小生がこれまで聴いたなかで、「イタリア奇想曲」と「序曲1812」、これは明るい曲だ。特に、1812は合唱やカノン砲まで登場する。

 TVやCDで音楽を聴いていると、やはり、アコースティックで聴いてみたくなる。今月下旬に東京に行く予定なので、日程が合う演奏会を覘いてみたい。当然、お茶の水に出没して、CDをあさってくる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする