おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その69

2011-09-19 21:48:23 | 
 先週は、会津の師と一献交わしたので、類氏の御尊顔を拝することはできなかった。実は、会津の師も類氏を観ているとのこと。

 ところで、世間は三連休。小生、昨日は出番であった。今日は、午前中、家の仕事を片付け、午後から諸々用事を足した。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。類氏を1年以上観ていると、前に観たお店が出てくる。

 今日は南武線・武蔵新城。
 何日か前に、武蔵新城、「ちい散歩」でやっていた。東急東横線と田園都市線の間にある駅だったような。「ちい散歩」は、昼間、風景やお店を楽しんでいる。振り返って類氏、武蔵新城はまだ明るい。商店街を散策。江戸時代に開削された「二ヶ領用水」には鯉が泳ぐ。今日は、特段お店に立ち寄るわけでもなく、明るい中飲めるお店へ。

 今日のお店は「居酒屋生國」。日差しが厳しいなか、類氏、迷わず冷たい生。御常連と乾杯して、のどを潤して復活。お通しはくらげの甘酢。暑いときにはさっぱりとしていいかもしれない。
 ホワイトボードには、お勧めのお刺身。類氏、店主の勧めで本マグロの大トロへ。刺身とくれば日本酒。今日は、金沢の酒「黒帯悠々」を冷やで。このお酒、HPで調べたら、吉田茂元首相の長男・健一氏が命名したらしい。そこにこのような一文が。

 「酒はただ飲めばいいやうなものでも、味がただの酒と思わせるものでなければならない。それを飲む方はそれでいいのであっても、その酒を造る方の苦心は並大抵のものではない。言わば、苦心すればする程、ただ酒でしかないものが出来上がって、酒好きを喜ばせるということになるのだろうか。「黒帯」はさういう酒である。」

 哲学的で、酒を呑むときにはあまり考えたくないが、奥深い言葉であることは確かである。

 さて、類氏、まずは本マグロを食する。トロトロ。そして、日本酒で流し込む。流し込んだ後、類氏、しばし沈黙。本マグロと日本酒の絶妙なバランスが、そうさせたのか。それから、御常連につられて馬刺し。これをニンニク醤油で食す。
 御常連からお店の定番メニューを聞き出し、どぜうの唐揚げ、いわし大葉揚げを食する。小生、どぜうはあまり好んで食さないが、唐揚げだけはお勧めである。これ、ビールに最高。

 呑み終えて外はまだ明るい。明るいのだが、類氏、すでに呂律は回っていなかった。

 さてさて、類氏の御尊顔を拝していると、小生もちょっと一杯、といきたいところではあるが、明日は振り替え休日。胃カメラで検査のため病院に行かなければならないので、ノンアルコールビールでお茶を濁した。そうそう、時間があれば、自ビール造りでもやってみよう。

コメント
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