おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その154

2013-07-08 21:41:51 | 
 今朝もいつものようにマイチャリで通勤。100メートルくらい走ったであろうか、雨。戻るのもなんなので、そのまま職場に向かってGO。ある意味、ミストシャワー状態ではあったので走っているぶんには涼しい。ただ、止まった後、背中を汗が滝のように流れていくのがわかった。土日の東京ほどではないが、湿度が高いと風が吹いていても気持ちが悪い。こういうときには、のどを潤すのが一番である。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日も類氏は山口県遠征。下関へ。類氏、壇ノ浦にたたずみ、一言、川のようである。海峡を睨みつけるように、大砲が並ぶ。壇ノ浦砲台跡だ。何分かおきに空砲が鳴るようである。類氏、びっくり。それから、下関の台所「唐戸市場」へ。店先には「河豚(ふく)」が並ぶ。ちなみに、「ふく」を広めたのは伊藤博文とのこと。類氏はふくひれ酒の冷酒を発見、「ふくのちくわ」や「くじら」を流し込んだ。

 まだまだ明るい中、「三桝」へ。店は路地の奥にある。電飾には魚の名前、ネタが書いてある。
 類氏、カウンターに座し、生ビールで御常連と乾杯。女将に店のおすすめをヒアリング、耳いか(チイチイイカ)を酢味噌でいただく。それから、下関といえば「ふく」、これの湯引きをポン酢に紅葉おろしでいただく。旨そうだ。そして、またまた下関、「ふくのひれ酒」へ。肴は金太郎という小魚の焼き物、小さいのだが刺身もOKとのこと。これにひれ酒が合う。そして、月日貝の刺身、体裁は小降りのホタテのようだ。二枚貝なので、1枚を太陽(日)、もう1枚を月にたとえて「月日貝」と銘打ったとのこと。
 
 類氏、十分味わった後でお店を出るのだが、世の中はまだ明るい。

 今週は暑い日、というか、湿度が高い日が続きそうである。尾瀬情報を見ていると、ニッコウキスゲも咲き始めた模様、今度の3連休、天気次第かな。気の向いたときの「ぶらり尾瀬」、気が向いたら行ってみよう。

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土日は お江戸へ

2013-07-08 21:19:44 | 博物館・美術館
 日曜日のシンポジウム、いわき始発の特急では間に合わないことが分かり、せっかく宿泊するなら、博物館浴をすべく、土曜日からお江戸へ。

 6時58分のスーパーひたちに乗り込み、勝田あたりで「あまちゃん」を観るべくワンセグのスイッチを入れると、「常磐線 高萩・いわき間不通」の表示。何かあったのかと思いつつも「あまちゃん」を観ていると、職場から電話。泉駅近くで人身事故があった模様。7時23分発のフレッシュひたちで事故が起きたらしい。これに乗っていたら、1時間半の遅れだった。

 さて、今回の博物館浴、写真を中心に巡回。まずは、東京ミッドタウンの「フジフィルムスクエア」へ。「土門拳 古寺巡礼」の展示。ちなみに、入場無料である。無料で土門拳の作品を観ることができる、最高である。で、作品、相変わらず趣がある。開館時間と同時に多くの人が鑑賞していた。
 次に、いつものように「恵比寿麦酒記念館」でのどを潤し、東京都写真美術館へ。ここでは、例年鑑賞している「世界報道写真展 2013」、報道写真なので、まず目を引かれるのが「戦場」や「暴力」、そして、「社会問題」。レンズを通して人々の目が何かを訴えている。悲しみ、怒り、喜び。報道写真ならではの臨場感を感じる。
 それから、「江戸東京博物館」。これも例年鑑賞しているのだが「発掘された日本列島 2013」。ちょうど、学芸員の解説の時間帯だったので、その流れで鑑賞した。今回は、宮内庁から許可のあった御陵での発掘を中心に、東日本大震災の復興に関わる発掘の状況など、解説を聞きながら鑑賞できた。

 日曜日はお勉強、「早稲田都市計画フォーラム」のシンポジウム。これも、何年か前まで毎年聴講していた。今回は「都市・地域を眺める5つの視座」と題して、都市形成に関わる5つの視点からまちづくりのあり方を議論したものである。文化、地域資源、産業、まちづくり手法などなど。基本的に、早稲田大学の建築学科(都市計画部門か)出身者がコーディネーター、パネリストを務めている。改めて感じたのが、都市計画分野の裾野の広さ、修士論文のテーマが「産業立地」であったり「商店街活性化」であったり。そして、哲学的である。南方熊楠の曼荼羅理論にまで及んだ。改めて刺激を受けてきた。

 そして、電車の時間まで、「大統領」で一杯(基、ホッピー3杯、熱燗1杯)、もつ焼きを流し込んだ。

 いろんな意味で、この刺激を大切にしたい。

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