呑兵衛たちの月９ その２０９

　先週末から、鼻水が止まらない。応急措置で、家にある鼻炎薬を飲んでいる。もう、朝の気温は20度を切っている。夏から秋の体へと、慣らしていかなければならない。


　ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月９、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

　今日は、京成線・八千代台。学生時代に住んでいたのが総武線・新検見川、そこから４～５キロくらい離れたところだ。何度か車で通ったことがある。ここは、住宅団地発祥の地、梨でも有名。
　類氏はまち歩き。和菓子屋「香梅」へ。北海道産の小豆にこだわるこの店主は叙勲を受けていて、千葉県の和菓子界の重鎮とのこと。類氏は季節の和菓子をいただく。そして、創作和菓子は芸術作品のよう。
　店主曰く「伝統の和菓子は、革新の継続である」、蓋し名言。

　暗がりになり、焼き鳥「花金」へ。すでにお店には御常連。類氏はいつものようにカウンターへ。今回は若い女性のお隣。
　まずは、生ビール・プレミアムモルツ。肴はお任せ、「鶏ホルモン焼き」。１串に約１０羽の鶏が使われている。貴重部位だ。類氏が食した後、お隣の女性も注文したが既に品切れ。類氏、珍しくお裾分けをしてやった。
　お任せの肴、続いては「鳥皮の煮込み」。味噌仕立てで、こんにゃくと豆腐が入っている。そして飲み物は「四季柑サワー」、シークワーサーのサワーである。我が家にも四季柑があるので、今度トライしてみる。ちなみに、今、四季柑の花、沢山咲いている。収穫が楽しみだ。ところで、鳥皮の煮込み、濃厚で甘みがあるそうだ。近くに座しているのは、浴衣姿のご婦人。彼女からは「ネック」をゲット。肉に絡んでいるタレが、また、酒を欲する。続けて、店主のお薦め「レバー」、これは、パウダーソルトを振りかけて焼き、ごま油とニンニクをつけて食する。はじめて見る食し方だ。
　今日の御常連は気前がいい。「田酒」の差し入れ。
　〆には焼きおにぎりを鳥皮スープに浸して雑炊風にして食する「スーパァおにぎり」。スープと焼きおにぎりの相性はよさそうだ。

　満足。

　一昨日あたりから、全米オープンの話題で持ちきりである。日本人初の４大メジャー決勝進出。明日の６時から、ＷＯＷＯＷで放映。出勤時間間際まで、観戦することにしよう。