おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その244

2015-06-15 21:49:36 | 
 最近、夜明け前に鳥が鳴いている。ホトトギスだ。ホトトギスといえば、「てっぺん かけたか」と鳴くんだ、と教えてもらった記憶がある。「てっぺん かけたか」、意味としては、山のてっぺんを駆けたか、かな、と思っていた。最近読んだ本、明智光秀の子孫が書いた「本能寺の変 431年目の真実」。これを読んでいると、信長、秀吉、家康の微妙な関係が垣間見ることができる。それぞれの性格が「ホトトギス」でたとえられている。「てっぺん かけたか」という意味、もしかすると「てっぺん(天下)が欠けた」だったりして。考え過ぎか。ところで、ホトトギスの鳴き声、テレビの影響か、「ラッスンゴレライ」と聞こえてしまうのは小生だけだろうか。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、京王線と東急世田谷線の結節、下高井戸。以前、小生、駅から歩いて数分のところにある「栖岸院(せいがんいん)」というお寺に行ったことがある。栖岸院というのは、高崎藩主安藤重信公の院号。安藤家は後に磐城平藩へ。元々は、麹町あたりにあったそうだが、道路拡張で永福に移ったとのこと。
 さて、類氏はこれまで見逃してきた「コーヒーぽえむ」、本部は高知にある。基本、フランチャイズだが、下高井戸店は本部直営店。本部が高知だけあって「土佐和紙フィルター」でドリップしたコーヒーをいただく。のどごしが良くなるそうだ。店長の名字は「山内」さん。もしかして、と思ったら、やはり、高知山内家の関係者。山内容堂の弟の子孫であった。
 
 暗がりになり、類氏、呂律がいささか・・・。「酒処 吾作」に入店。お店は満席状態だが、いつものようにカウンターへ。店主の名前は「高橋幸宏」、一瞬YMOか?と思ってしまった。で、店主、20代で創業、すでに32年経っている。生粋の下高井戸人。店内には魚拓が多数飾ってある。釣り好きの模様。ということは、魚料理に期待。
 まずは「生ビール」、お通しは「いかのめんたいこあえ」。メニューは豊富で、その日の釣果はホワイトボードに書かれてある。類氏は、「刺身3点盛り(1,000円)」を注文。釣りかさご、シメサバ、釣りホウボウの刺身が出てきた。ボリュームの割に値段は安い。こうなると日本酒。「沢の鶴冷酒 山田錦純米酒」で流し込む。魚料理のみならず、やきとりも揃っている。「とりなんこつ塩焼き」をいただきながら、テーブルの女性二人組の会話が高知弁出あることに気づき、乱入。暫し会話。
 〆はフライを注文。酒は「三戸のどんべり」、濁り酒である。1人1杯限定。限定という言葉に弱い。呑んでみたくなった。フライは「メンチとコロッケ」だ。

 さてさて、年に4度のお祭りも、今日から本格的な本祭り。冒頭の話だが、「本能寺の変431年目の真実」に続き、以前読んだ「信長の棺」、これを、また読み返してみようと思う。あとは、「だれが信長を殺したのか」も読んでみたい。
コメント
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