おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その400

2018-12-17 21:50:36 | 
 昨日は、日曜日ではあるが江戸に出張。いつもの時間のいつもの電車で向かった。駅までの道のり、車の示す外気は、「-4℃」寒い。そんなわけで、思わずタイツをはいてしまった。江戸では、時間があったことから、三菱一号館美術館へ。「フィリップスコレクション展」を観てきた。じっくりと観たので、お腹がいっぱいになってしまった。
 午後からは、「ふくしまみなとみらい塾」というイベントに参加。東京・港区の皆さんが、復興支援で様々な交流事業を行ってくれている。ありがたいことだ。今回は、磐城高校吹奏楽部など、高校生も参加した演奏会がメインである。その後、意見交換会、都会の高校生から見た地方、地方の高校生から見た都会、こんな意見を出し合った。やはり、地方の高校生は、都会にあこがれているようだ。小生は、大学卒業後、すぐに地元に戻って就職したが、やはり、「夜の暗さ」はなかなか慣れることはできなかった。でも、住んでいるとそんなもんだと思い、今では何も感じない。ただ、上野界隈のガード下でのセンベロは、捨てがたい。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。


 今日は、山手線・目白。学習院大学のおひざ元である。住宅街も控えており、路上には「落合に住んだ文化人」と称した地図、見る限り、いろんな文化人が住んでいたようだ。類氏は「中村彝アトリエ記念館」へ。中村彝は、大正期に活躍した洋画家で、大正5年、新宿区下落合にアトリエを新築、この下落合に残る彝のアトリエを新宿区が復元・整備し、記念館として無料で公開されている。画風は、オランダの画家・レンブラントを思わせる。彝は、結核のため37歳で夭折。アトリエそのものは、関東大震災前に整備されており、その当時は見晴らしがよかったそうだ。

 暗がりになり、目白通りを歩きながら、「鳥八」へ。昭和45年創業、昭和の雰囲気が残るお店である。まずは、「生ビール」650円でご常連と乾杯。お隣の御常連は、熱燗を呑んでいる和服を着た外国人の女性、「are you from?」と類氏が聞けば、アメリカとのこと。類氏は日替わりメニューから「〆さば(自家製)」580円をいただく。酒は日本酒「多聞」300円、最高にマッチする。お隣のアメリカ人の方は、大学で教鞭をとっている。このお店の出席率は抜群。来店の時は、必ず和服で登場するらしい。
 おすすめの「焼き鳥盛り合わせ」500円が焼きあがるまで、店の奥にいるご常連にご挨拶。レバー、つくね、ねぎま、砂肝などが並ぶ。ここのお店の焼きは、すべて鶏。お次は「むし鳥」550円、御常連のお勧めである。カウンターから白濁のコップが、類氏に手渡される。「ソウルマッコリ」400円、実は日本製である。「イワシのしろまき」500円に合う。


 昨日、江戸から特急ひたちに乗車、平で下車、なんとなく、東京より暖かかった。温暖な地、いわきである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする