おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その483

2021-03-29 22:02:43 | 
 先週は、緊急事態宣言も解除されたことから、昨年に引き続き、成田山に本厄払いに行ってきた。昨年との比較となるが、昨年は、寺内や参道に人影は少なく、うなぎ屋も、待つことなく入店することができた。今年は、外国人はほとんどいないものの、人が多い。うなぎ屋も、店によっては、行列ができていた。ご祈祷を受けた後、いつものように日本酒で清め、鰻を食してお参りを終えた。来年は後厄。同じ頃に、成田を訪れたい。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、東京メトロ南北線・本駒込。谷根千まで徒歩圏内という下町の雰囲気を味わえるエリア。類氏、初上陸ではあるものの、以前、この近くに住んでいたらしい。通り沿いに惣菜屋を発見。夜の酒のアテを買って帰る。明治21年創業の小田原屋、100種類を超える惣菜が揃っている。「すき焼袋」250円は、揚げの中に牛肉ら白たきなど、すき焼きのネタが詰め込まれている。これは熱燗が欲しくなる。創業以来続く「丹波篠山黒豆(100g)」480円、初代が行商で打っていたメニューである。その昔には、店の前を、サーベルを携えた森鴎外が店の前を通ていたらしい。

 まだまだ明るい中、本日も貸し切りの模様。路地裏の雰囲気漂うところにあるお店は、駅から徒歩5分、創業40年の「こもり亭」、店頭にはホワイトボードにメニューが書かれてある。魚系がメインのようだ。現在店を仕切るのは2代目、オーストラリアで和食屋でバイトをしていて、それをきっかけに店を継ぐこととなった。初代も、店を手伝って?いる。
 今回は、いきなり日本酒。まずは「十四代 中取り純米 無濾過」1,800円をいただく。これ以合わせるアテは「刺身盛り合わせ」1,800円、とれたてのホタルイカ、シメサバ、マグロの3点盛。カウンター前には、お薦めの一品が短冊に。2代目がオーストラリアのバイト先で師匠から教えてもらった一品、「まぐろ皮ポン酢」400円、食材を無駄にしないという心意気を感じる。合わせる日本酒は「陸奥八仙 ピンクラベル」900円。
 なにげに洋食メニューも揃えている。「イベリコ豚角焼き」600円はオリーブオイルを効かせた一品。食すると、洋風を感じるらしい。次の日本酒は「写楽 純米吟醸」900円、アテは、初代から続く「ニラ玉子焼き」400円、値段も当時から変わっていない。呑兵衛のための玉子焼きである。

 さて、2020年度も残すところあと2日。4月1日から、小生も、新たな?職場に移ることとなる。呑み鉄を楽しみ、日本酒を楽しむ、この両方を、ちょっと控えなければならない職場となる。精神衛生上、非常に問題はあるものの。残る1年、ほどなく過ごしていこうと思う。
コメント
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