おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その495

2021-11-08 22:52:39 | 
 11月5日は「津波防災の日」。嘉永7年(1854年)11月5日の安政南海地震で和歌山県を津波が襲った際に、稲に火を付けて、暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難させて命を救った「稲むらの火」の逸話に由来する。2011年3月11日・東日本大震災、いわきでも津波により多くの人命が失われた。ここんところ、地震が頻発している。ちょっと、嫌な感じ。でも、日ごろの備えで乗り切るしかない。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 本日は、JR田端駅。田端駅といえば、実は山手線の終点(始点は品川駅)。常磐炭田の石炭を横浜に運ぶため、常磐線も田端駅が起点であった。そんなことを思いつつ、北区は大衆酒場の宝庫。田端駅周辺にもワンダーランドがある。まずはいつもの街歩き。アールシーシー・ドラム・スクールは、1977年、ドラマーの猪俣猛によって設立された。類氏もドラムでリズムの初歩を体験。なかなかの出来である。

 本日も明るい中での貸し切り。田端駅から徒歩5分、創業26年の「家庭料理の店 伽羅」、緑の提灯には「地場産品応援の店」、国産50パーセント以上を使っているという証である。女将が一人で切り盛りしている。

 壁一面の短冊メニューから、「みぞれサワー すだち」550円、キンミヤのシャリキンに徳島産のスダチを絞り込む。「お通し」400円は3点、その中で、淡路島の玉ねぎ素揚げを食してみる。しっとりと甘い。女性にも人気があるおすすめメニュー、「痛風セット 全品勝負盛」2,000円、小皿に、いかにも通風を招きそうな魚卵系の小鉢が数点並ぶ。その中から北海道産白子、これはスダチと塩でいただく。この手のアテには日本酒、日本酒は、女将の弟が担当。「HIRAN60」800円は長崎・平戸の地酒。パイナップルのような甘みを感じるそうだ。このお酒、初めて聞いた。痛風セットには、南三陸産の天然塩ウニも。ここで、六角精児の歌を思い出した。「若いころからの 偏食がたたり・・・」健康面にも気を付け、「茄子かりかり揚げ 皮せんべい付き」450円、皮を食すると、パリパリという心地よい音。ほろ苦く甘い。「なすがまま」とは類氏談。
 熊本の馬刺しはブロックで購入。「熊本馬刺し 三種盛り合わせ」980円は「あかみ」「中落ち」「さがり」。「あかみ」はスパイスが効いた塩でいただく。これに合わせるのは焼酎、鹿児島産「萬膳 かめ壺仕込み」600円。
 〆は「和風じゃこチャーハン」600円、これに「本日のサービス」であるワタリガニのお吸い物。お吸い物の汁にチャーハンを入れ、出汁茶漬け、いい〆である。

 今週は、江戸に出奔して、博物館浴予定。ブランクは取り戻さなければならない。
コメント
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