パナソニック汐留美術館では、12月15日まで「ベル・エポック 美しき時代 パリに集った芸術家たち ワインズマン&マイケル コレクションを中心に」が開催されている。会場に入ると、パリの雰囲気を醸しだす音楽が流れる。
「ベル・エポック」は、1800年代末から第一次世界大戦開戦前、パリが芸術的に華やかな時代。この企画展は、ベル・エポック期から1930年代に至る時代の美術、工芸、舞台、音楽、文学、モード、科学といったさまざまなジャンルで花開いた文化のありようが紹介されている。多くの劇場の演目を紹介するポスター、キュリー夫人、サラ・ベルナールといった社会的自立を目指す女性のファッション。こういったところが見どころである。
展示構成
第1章 古き良き時代のパリー街と人々
第2章 総合芸術が開花するパリ
第3章 華麗なるエンターテイメント 劇場の誘惑
第4章 女性たちが活躍する時代へ
各章には、音源や映像も観ることができる。
今年は、SOMPO美術館で開催された「ロートレック展 時をつかむ線」、や、これから開催される三菱一号館美術館再開館記念「「不在」 ―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル 」など、この時代にかかわる展覧会を楽しむことができる。
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