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セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

男の隠れ家

2009-12-10 00:13:58 | インポート
 今日の昼休みは、マイチャリで外に出た。久しぶりの外出。
 本日の目的は、本屋へ。毎月27日発売の「男の隠れ家」を購入。



 今月のテーマは「クリスマス、年末年始に聴きたい 大人のクラッシック」

 年末と言えば、ベートーベンの交響曲第9番「合唱付き」。小生も、LPとCDを何枚か持っている。
名演と言われ、音楽評論家の評価も高い フルトベングラー指揮 バイロイト祝祭管(51年録音 CDはモノラル、LPは疑似ステレオ)
カール・ベーム指揮 ウィーンフィル(ベーム晩年の数少ないデジタル録音 輸入盤LP)
エーリッヒ・クライバー指揮 ウィーンフィル(カルロス・クライバーの親さん)
サー・エリオット・ガーディナー指揮 ORR(ベートーベン交響曲全集の一枚)
サイモン・ラットル指揮 ウィーンフィル   などなど

 そして、先日、レクイエムで紹介したレナード・バーンスタインが指揮した89年のライブ録音。この当時の時代背景としては、ペレストロイカの影響により東欧諸国の自由化が進み、89年11月にはベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツが統一された。そして、その年のクリスマス、東西のオーケストラのメンバーが一堂に会し、第9を演奏した。第4楽章では、「Freude(歓喜)」と歌うべきところを「Freiheit(自由)」と歌い、自由のすばらしさを噛みしめているようである。バーンスタインも晩年の指揮で、ゆったりと、されど歯切れ良く演奏している。逸品である。
 
 師走になると、演奏会情報を見ると第9の演奏会が多い。あまのじゃくの小生は、春先とか真夏によく聴いている。第9は、多くの皆さんは第4楽章の歓喜の歌に期待を寄せているのではないかと思う。しかし、第1楽章から第3楽章まであっての第4楽章である。第1楽章と第2楽章では激しい音が奏でられ、第3楽章では静かなゆったりとした音が奏でられる。第3楽章を聴いていると、心が洗われる。そして、第4楽章で全否定されてしまう。
「O Freunde nicht diese töne(おお友よ この調べではない)」  そして、ご存じのメロディーが流れてくる。
「Freude schöner Götterfunken Tochter aus Elysium・・・」

 以前、出向していたとき、職場の同僚が、年末になると東京に出て、第9を聴いて、その翌日に有馬記念に参戦していた。今もやっているのだろうか。このような年末の過ごし方も、有りかな。

 今日は、早めに仕事を終えたので、少し迂回して自宅に向かった。この時期になると、家の近くでイルミネーションが始まる。今日行ってみると明かりが点滅していた。デジカメで撮ったのだが、出来がいまいちである。再度挑戦して、ブログで紹介したい。

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