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博物館浴(福島県東日本大震災・原子力災害伝承館)

2020-10-03 22:09:20 | 博物館・美術館
 9月20日、双葉町に「福島県東日本大震災・原子力災害伝承館」がオープンした。







 夏季休暇、まだ1日残っていたこと。常磐線全線開通以降、北上していなかったこと。電車で行ってみることにした。

 いわき7:51発、531系に乗車。高校生が多く乗車している。下車するのは四ツ倉と広野。四倉高校とふたば未来学園。以外に多くの生徒が広野に通学していることが分かった。磐城高校は定員割れだったのに・・・。

 乗車して約1時間、双葉駅に到着。ちなみに、ここで降りたのは、小生だけであった。





 事前のリサーチで、施設までは約2.5キロ、デポジットのレンタサイクルがある。それを利用。





 ほぼ帰宅困難区域なので、当然ながら、走行できる範囲は決まっている。とりあえず、進入禁止のゲートがないところは、大丈夫なんだろう。途中、消防団の詰め所と思しき建物。時計は、「2:46」付近で止まっている。シャッターもゆがんだまま。ここだけではなく、この町の時間は、まだ止まっているところがある。

 復興道路と称する道をひたすらこぐ。



 周りには何もない。震災前に建てられたと思われるカントリーエレベーターと思しき建物が、異様に目立つ。ただ、作業員の皆さんは、すれ違う時に、必ず「こんにちわ」とあいさつをしてくれる。心休まる。

 施設内は、写真撮影NG.。双葉町に立地している施設、加えて、福島イノベーションコースト構想の施設ということで、地震、津波よりも、原子力災害に関する展示が多い。いわきの施設は、当然、津波がメインになっている。入館料600円を購入。

 最初に、プロローグで、西田敏行さんのMCによる震災から復興までの歩みを約5分間、それから展示を観る流れ。

 映像やタッチパネルを使った展示が多い。

 語り部のお話もあったのだが、今回はパスすることにした。

 帰りも自転車。双葉駅の西側では、区画整理だろうか、トラックが行きかっている。何もない中で、砂煙がただよう。



 限られた電車、駅に着いたとき、すぐ乗れそうな電車は「特急ひたち」。3月末以来、乗車していなかったので、乗ってみようと思った。



 思ったよりも乗車人数はいる。双葉からいわきまで、約45分。普通電車とほどんど変わらない。が、久しぶりの特急もいいもんだ。

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