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戊辰戦争151年目 会津藩が移封した斗南藩を訪ねる

2019-01-27 19:16:40 | 遺跡・史跡
 昨年は、戊辰戦争150年(恐らく、この名称を使っているのは、奥羽越列藩同盟のエリアだが)、各地で様々な行事が執り行われた。いわき市でも、歴史講座や展示会が開催された。

 先日、書店を眺めていたら、『斗南藩-「朝敵」会津藩士たちの苦難と再起』という本を見つけた。




 著者の星 亮一さんは、県内のマスコミで活躍された後、現在は、歴史作家として活躍されている。実際に現地に赴いてのインタビューなどを積み重ねていられる。京都所司代時代から続く藩内での領民の疲弊した暮らし。日新館が輩出した才人、そして、斗南(田名部)での開拓など。

 限られた時間、その遺構を訪ねてみたくなった。

 天気予報によれば、下北地方は吹雪とのこと。最悪、タクシーを使っていってみようと思ったが、吹雪は野辺地から陸奥横浜あたりまでで、下北駅を降りると、雪は降っていなかった。ただ、冷え方は半端ない。列車の時間もあるので、歩いて行くことにした。事前調査だと、駅から歩いて30分程度、道が雪で覆われているので、もう少し時間はかかると思った。

 歩くこと35分、最初に訪れたのは、「旧斗南藩庁 円通寺」。明治2年から移封が始まり、明治4年に、まだ数え3歳の容大公を迎え、藩庁として使われた。










 そして、すぐ近くにあるのが「徳玄寺」。容大公の食事や遊び場として使われたところ。








 田名部の街の鎮守、田名部神社を参拝した。




 この神社を中心に、ディープな呑兵衛横丁が控えている。むつ市の中心は、このあたりなのかも知れない。

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