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いわき市考古資料館「平成28年度発掘速報展・東京国立博物館が収蔵するいわき出土の古墳異物」

2017-10-03 22:23:14 | 遺跡・史跡
 いわき市考古資料館では、11月20日まで「平成28年度発掘速報展」が、12月26日まで「特別展 東京国立博物館が収蔵するいわき出土の古墳異物」が開催されている。






 「発掘速報展」は毎年恒例の企画展。今年は、古墳時代後期、東北地方最大級の前方後円墳「塚前古墳」や「神谷作101号墳」で発掘された埴輪の復元などが展示されていた。





 
 「神谷作101号墳」では、國の重要文化財である天冠埴輪も見つかっており、重要な位置づけの古墳である。

 面白かったのは、磐城平城の試掘、出てきたのが弥生土器、須恵器、土師器や近・中世の陶磁器など。江戸時代初期の遺跡ではあるが、この場所の歴史的背景を確認していくと、面白いかもしれない。


 そして、「東京国立博物館が収蔵するいわき出土の古墳異物」。残念ながら、撮影は禁止である。

 先般、東京国立博物館平成館で、いわき市教育委員会所蔵の出土品の展示を観てきた。で、トーハク所蔵のブツも確認することにした。

 トーハクから借用した資料は21点。錦町の金冠塚古墳、後田町の後田古墳、平下高久の大志田古墳で出土した資料である。いずれも、大正時代から昭和20年代に発掘されたものである。なかなか観ることができない資料なので、この機会に、ぜひとも見学していただきたい。


 話は変わるが、Facebookにて、多くの皆さまから誕生日の御祝いの言葉をいただいた。感謝感謝である。

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