今日は月曜日、呑兵衛たちの月9の日。類氏は、今日も旨そうに呑んでいる。
今日は、都電荒川線「荒川区役所」、中野、小田急「読売ランド前」。そしてもう1本。
まずは、荒川区役所。近くには、南千住駅。
類氏、魚屋「魚松」に立ち寄る。魚屋の惣菜、あじのフライ、あじのハンバーグを類氏は食している。それだけ食するのはもったいない。ここに、日本酒があれば、最高。しかし、類氏は酒場を目指す。と、まちなかの日本名門酒会のお店「もりたや酒店」へ入店。ここは、お店で買った酒、つまみを立ち呑みで呑めるとのことだ。類氏も「菊水ふなくち」の缶と缶詰を購入。常連と一緒に楽しむ。当然、常連さんやお店の志もいただいている。
このお店、酒屋ではあるが、ある意味、店主のこだわりなのだろうか、店の2階にはいろりを切って、1,000円で貸し出している。当然、つまみは持ち込み可。酒は、下の店から調達する。類氏、店主のお奨め、「純米吟醸 真澄」を旨そうに呑む。この酒、「アルプス酵母」というのを使っているらしい。福島県でいえば、「うつくしま夢酵母」といったところか。
次は、中野へ。
まちなかで、おもむろに「佐世保バーガー」の看板を発見。類氏、小腹を空かせている様だ。特大の佐世保バーガーを食している。ケンミンSHOWだったか、佐世保では、酒を飲んだ後の締めに「佐世保バーガー」を食するそうだ。胃もたれをしてしまいそうだが、佐世保では定番だそうだ。であるならば、食してみたくなるのは性なのか。
いわきでも、今、サンマのミンチをハンバーグにして、米粉を使ったパンに挟める「いわきSUNバーガー」が4月から本格的に売り出される。先日、駅前広場オープニングのイベントで出された。やはり、魚独特の匂いは若干残るものの、魚好きにはたまらない味だ。出来たての温かい状態だったら、もっと味を楽しめたのかもしれない。まぁー試食的意味合いもあったので、了としたい。
ところで、中野のお店「北国」、津軽出身の女将が仕切っている。冬季限定のおでん、殻付きのゆで卵がおでん汁の中に浮かんでいる。殻付きとは珍しい。でも、殻をむいて卵に庖丁を入れると、湯気が立ち、中まで味がしみ込んでいるようであった。ここは、文豪も訪れており、芳名帳にその足跡が刻まれていた。
そして、小田急「読売ランド前」。ナレーター曰く、類氏は「居酒屋ランドを目指す」、今日も舌好調だ。
最初に立ち寄ったのは、「肉の伊勢屋」、ビーフジャーキーやウインナソーセージをつくっている。店奥の燻製機では、ウインナソーセージを燻製中。扉を開けると、水蒸気に混じった煙が一面に広がる。小生がやっている燻製の匂いを思い出す。類氏は店の人から、おもむろに高価そうなジャーキーをいただく。旨そうに食している。小生もあのようなジャーキー、つくってみたい。
さて、類氏の目指すお店は、「忠’ちゃん」。巨人軍の酒場だ。類氏の隣に座っているのは常連さんで、巨人軍の寮長。原監督のサインも飾ってある。原監督直筆のラベルが貼ってある芋焼酎「強くあれ巨人」をいただき呑んでいる。寮長が宮崎で習得した飲み方で。類氏曰く、「足元かろやかで、口まわらず」。飲み過ぎたらしい。
最後の1本、不思議なタイトルだ。「今日は休肝日」。類氏も高尾山口駅から「おはようございます」といってやって来る。朝から酒を飲むのか。でも、今日は休肝日にするとのこと。いつもの千鳥足とは違い、しっかりと高尾山を登っている。今日の目的地は、「城山茶屋」。ナレーター、ジュースで喉を潤す、と行った直後、類氏「ビール」の注文。やはり、休肝日は無理なのか。その後、仲間と合流したのだが、みんな酒を飲んでいる。な、なんと、森伊蔵まで呑んでいる。健康的な酒飲みだそうだ。
ただ、山の上で呑む酒、実は格別に旨い。ただ、あまり高いところで呑むと、回りが早い。小生、富士山の頂上で寒さに耐えきれず、熱燗をきゅーっと呑んだ。最高に旨かった。ただ、少し酔ったかな、という感じだった。物の本によると、高地のアルコールはお勧めではないようだ。
ということで、類氏、「下山途中で酔いは覚めて、下界で1盃」だそうだ。
小生もそうだが、休肝日を実施すること、なかなか難しい。
明日、あさって、金曜日と酒飲みが続く。