世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

予算委員会(補充質疑)

2006年03月28日 | 議会報告
  (写真:息子の卒業祝いにいただいた胡蝶蘭)

27日(月)、予算特別委員会最終日は「補充質疑」が行なわれました。答弁者は部長以上で熊本区長も出席している、どの領域のことを聞いてもよい日です。

「せたがや政策会議」の富永さなえ議員の質疑は以下の内容。

■選挙における翌日開票の不都合さについて
(公職選挙法では“結果を選挙人にすみやかに報告する”とある。また、職員の削減を行なっている中で、月曜日の日常業務をしながら開票作業に動員できる職員は半数で、得票が確定するのは夜9時~11時となってしまう。即日開票が望ましい)

■「地域包括支援センター」と「出張所」を同じ場所に統合せよ
(出張所に入ることも視野に入れ検討する)

■公有財産の管理がバラバラ。
(管理基準にもとづき、マニュアルの整備を図り管理していく)

■世田谷らしい観光産業を構築せよ
(世田谷の名品、オリジナル品の創造など考えたい)

■費用弁償について
(議員報酬と費用弁償は違うものと法で規定されている。費用弁償はあくまでも議会に来るためにかかる経費を実費弁償する、というもの。それを受け取らないと寄付行為に当たる。また費用弁償を支給しないことを積極的に条例化することは、公職選挙法上疑義が生じると考える。
※ウチの会派幹事長の大庭正明議員のサイトに関連記事があります。


各会派の質疑終了後には、態度表明が行なわれます。「せたがや政策会議」は、平成18年度一般会計予算と4つの特別会計予算すべてに賛成しました。

今回は、毎回毎回賛成している「民主党・生活者ネット・社民党世田谷区民連合(区民連)」が一般会計予算に反対しました。ウチの会派も、是々非々で臨んでいますから、明確な理由があれば反対することもあります。

しかし、です。かなりオドロイタのは、予算審議をずっと聞いてきたわけですが、(最終的に予算案に反対した会派は、きちんと反対の内容を主張しているので、なるほど、とわかります。でも)区民連はどういう理由で反対したのかがよくわからないこと・・・。(そんな主張してたかしら???)

それは、30日の本会議の「意見開陳」で明らかになることでしょうけれど、かなりのサプライズでした。

(国会でもサプライズが流行っているようですが、議会はパフォーマンスの場ではないのですから、地に足のついた調査なり議論なり追求なり提案なりをしなければ、と、ウチの会派ではいつも話しています)


追伸:議会で予算案に反対するということはどういうことか?、大庭正明議員が詳細に分析しています。



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