世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

補正予算説明

2006年08月25日 | 議員活動
今日は、9月議会を前にしての「補正予算説明」がありました。

ウチの会派は、午後1時から。

補正の説明は13項目あって、それぞれの項目にはさらに5つも6つも議案があるものも・・・。いつものことながら、すごい量の資料(写真)です。ウチの会派は、夕方用がある議員がいたので、今日のところは10項目で終わりにしてもらいました。残りの3項目は後日、ということでもこれだけの資料です。


今回は、一般会計と4つの特別会計のすべてに補正がなされ、一般会計の補正額は+53億円で、2300億円となっています。

一番大きな補正は、「特別区債の繰り上げ償還」(29億470万円)です。一度に償還する分、ある種ペナルティを銀行に課せられ多く支払わなければなりませんが、それでも、利子を払い続けるよりも約1億円が節約できます。

そして、今回の補正の目玉(?)は、子ども施策。子ども部だけで、11億8000万円が計上されています。

今日の新聞でも取り上げられていましたが、現在小学校3年生までの医療費助成を、今年12月1日から中学3年まで引き上げる、という大きな補正がありました。

子育てしやすい環境整備の一環だと思います。

この他にも、子ども関連では、「病児保育を玉川地域に開設する」、「子どもの一時預かりを含む子育てステーションの開設」、など、私が議会質問で取り上げてきたことが実現される運びとなります。

「中学校部活動の外部指導員」の予算も、2171万円プラスされています。

議会としては、これらの予算がバラマキとならないように、今後、きちんと検証していかなければならない、と思っています。


医療費助成(所得制限なしで、医療費無料)が中3までになる・・・ウチの息子は今年から高校生(なんでこうもタイミングが悪いんでしょ)。

でも、だからと言って、やたらと医者にかかって薬漬けの子どもができたら全く意味がありません。医者にかからない健康で元気な子どもをどう育てるか?という施策をまず展開する必要があるでしょう。その上での、医療費助成(セーフティーネット)でなければならないはずです。


補正予算説明は、1時に始まり夕方6時前に(途中で)終わりにしてもらい、引き続き私は、ある案件について所管とヒアリング。

その後、区政相談の電話が2件・・・で、役所を出たのは夜9時を過ぎていました。(さすがに疲れた一日でした)

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