世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

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代表質問の報告〜工期が2年も延びることになってしまった本庁舎整備の遅れについて

2023年12月04日 | 議会報告

【代表質問の報告】

工期が2年も延びることになってしまった
本庁舎整備
の遅れについて

 

写真(ノゲイトウ)は本文とは関係ありません
が、家の近くで綺麗に咲いていたので撮ってみ
ました。

 

田中優子の12月1日のブログ
    ↓
本来ならすでに新庁舎に移っていたはずの今、世田谷区議会・本会議が音声トラブルでストップ!!

の続きです。

 

そう、本来であれば、私たちは9月か10月

に新しい庁舎に引っ越しているはずでした。

 

それが、工期が2年も遅れることが(なぜ

か区長選のあとに)判明し、大騒ぎとなり

ました。

 

この間、ずっと、保坂区長は、本庁舎の整

備の遅れの全責任が大成建設にあるかのよ

うな振る舞いをしているように見えます。

 

工事遅延については区長にも責任があるこ

とを自覚していらっしゃらないのか?と、

違和感がありました。

 

そもそも、大きな重機を持ち込むことに適

しているとは言えないこの地で、かつ職員

が仕事を継続しながら、区民会館は残しつ

つ、残りの敷地で一つの免震建物を分割施

工して繋ぎ合わせるなど、異常なまでの複

雑かつ難工事の新庁舎整備を決めたのは、

保坂区長です。大成建設を選んだのも保坂

区長です。

 

それなのに、なぜ、区長は大成建設の批判

のみで、ご自身の責任について区民に謝罪

しないのか?

 

そのような状況下、現在、大成建設と違約

金等に関する交渉を行なっているというこ

とですが…、保坂区長がおっしゃっている

「目に見えず、数値化しづらい部分の賠償」

(違約金には含まれないもの、ということ

だと思いますが)、いったいどのように被

害額を算出するのか?そのような損害賠償

が可能なのか?

 

もし、区長のこの発言通りとならなかった

場合、裁判も辞さない覚悟と本気があるの

か?

        ⬇️

(答弁)

区に生じる損害が、明確に算定できるもの

だけではないことを踏まえ、契約約款に基

づく遅延違約金については、その額が最大

となる解釈を適応し、各工期の遅延日数、

及び各工期相当分の契約額から算出するこ

と、実損とは別建てで請求することを区の

見解とし、大成建設に対して主張してきた。

 

契約約款には、発注者と受注者で協議が整

わなかった等の場合、建設業法に定める建

設工事紛争審査会のあっせん又は調停によ

り解決を図る内容も規定されており、将来

の選択肢のひとつとして、認識している。

 

引き続き、区及び区民の負担が生じないよ

う、粘り強く、交渉を進めていく。

 

この答弁には、「あっせん又は調停」しか

なく、裁判所に代わって判断を下す「仲裁」

が抜けていたので、「裁判も辞さない覚悟

はないということか?」と再質問したとこ

ろ、「仲裁も含む」という答弁がありまし

た。

 

果たして、世田谷区役所本庁舎の建て替え

は、いつ完了するでしょうか。

違約金以外の賠償はどうなるでしょうか。

 

とにかく、その前に首都直下地震が起きま

せんように!!と祈るばかりです。

 

【関連ブログ】

世田谷区役所・本庁舎建て替えの工期が最大で8ヶ月も遅れることについて、大成建設に参考人として委員会に来てもらいました!

世田谷区本庁舎は2年遅れ…「大成建設、工事の大幅遅延が続出…札幌の工事遅延が影響か」

 

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