横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

横浜生まれ横浜育ち2代目3代目100人に聞いたらおそらく結構な確率で『あるある』の話。

2012-04-26 | 日常茶話


1.タワーといったらマリンタワーだ。

2.ソバときけば真っ先に連想するのは中華そば(ラーメン)。日本蕎麦は『お蕎麦』もしくは『日本蕎麦』という。

3.中華まんじゅうの肉まんを『豚まん』というのに多少の疑問と抵抗がある。

4.出身は?ときかれてふつう『東京』とか『長野』『愛媛』『福島』『長崎』とかいうのになぜか、『横浜』といってしまう。

5.江戸(東京)に出て用事を済ませ、気がつくと特に食事の約束はしていないままお食事タイムが経過。しかーし、相当お腹が空いていても、なんとか横浜に戻ってからご飯にしたい。

この日は母の油絵の先生の展覧会を見に妹、母と東京の六本木方面へ。
午前中に出かけて一通り堪能してみれば、もうお昼でした。
『お昼どうする~?』と、妹。
母と私は同時に
『横浜で食べよう。』
『だねー』
美術館の近くには麻布十番というおサレな東京の下町やセレブーなギロッポンヒルズなんかもあって、ちょっと足を伸ばせばミッドタウンもあるざまス。
おいしくお食事できるところはたくさんあるんですよ。
でもなぜか、毎回こうなるの…。
車だから?と思ったりしたんですが、よく考えるとJRの時もそうなんだよね。
試しに周囲の横浜人にきいたら、ほとんどの人が『帰るよ』でした。
意外と保守的ですね。いや単に面倒くさがりなのかな…。

他の地域にお住まいの人もそうなのかしら?

この日のランチは山下町、県民ホール裏のホフブロウに、しました。


ステンドグラスとビニールクロスのミスマッチが好きです。


ランチは800円~1000円。ランチメニューには全品サラダとスープがつきます。




ハヤシライスに名物スパピザ。



メインディッシュの味付けは濃いめです。量も多い。スープはさっぱりトマト味。お豆たっぷり入っています。

もともと横浜の洋食って、屈強な外国船の船員さん相手に発達したので、量は多いし、味もストレートです。垢抜けないしオシャレでもないですよ。
でも、子どもの頃から慣れ親しんだ味と薫りが底辺にあって、そこが『またいこうか?』って信号を脳内に送ってきます。レストランというより、洋食堂というほうがしっくりします。
時代とともに変わらなきゃいけない部分もあるでしょうが、こういう地元臭さは残して欲しいと思います。

しかし、斜め前のお嬢さんふたりのうちひとりはほとんどお皿に手をつけないまま退席してまして、もったいないことでございますな。
量は加減してくれますから、不安な場合は一言店員さんに『少なめに盛ってください。』っていうといいですよ。
コミニュケーション、コミニュケーション♪

6.とっつきが悪いが、話しだすとけっこういろいろ教えたがる。

わははは。

おまけ。

夜の雰囲気はこんな感じ。

こちらはディナーメニューのハンバーグ。


創業当時のレジスターだそうです。今は、現役引退して、マッチボックスを兼ねたインテリアに変身。





そしてそのレジの下にあるのは、なんと木製の冷蔵庫。うえの棚に氷をいれ、その気化熱を利用して冷やした、そうでございます。(母、談)うほー…