みなとみらい21地区の北側に広かる臨港パークは、1989年の横浜博覧会’YES89'をきっかけに整備が始まりました。
横浜インタ-コンチネンタルホテルの北(海側)に広がっています。
ここは海抜約3.5m。満潮時はこのとおり。
クラゲが打ち上げられておりました。
地形はすり鉢場に陸地に向かって緩やかにせりあがっています。このため、海面ギリギリまで降りて行く事も可能。
同じ海浜公園である山下公園と造作では、この点が違います。
海を身近に感じるために、当時、わざわざこういう設計にした、とききました。
臨港パークのシンボル ぷかり桟橋。
日本初の浮体式ターミナル。海上に浮いています。
2年前の震災時、相当海面があがり、近くの国際会議場も被害を受けました。
横浜は港町ですが、地形には山が迫っているため急勾配が多く、市中に暮らしていると付近の建物や斜面で視界が遮られます。そのため、海の近くに暮らしている事をつい忘れそうになることもあります。
また、大型船舶が着岸するふ頭からだと海を見下ろす形になってしまいますが、この公園にくると水平線が目線の高さに見えるので、海は広くて大きいと実感することができるのです。
同時に、人間はちっちゃいなーと、自然に対して謙虚な気持ちにもなるのです。
晴れた日には、インタ-コンチネンタルホテルの壁面に海が反射してきれいです。
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