横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

築40年、メンテナンスは大事だよ。

2015-09-11 | 日常茶話
ご近所マンションの屋上で

素人目にはただのペンキ塗り?


じつは、防水工事だそうです。


じっくり乾かしながら、少しずつ防水塗料を塗り重ねていくんだって。

この塗料は色が決まっていて、グレーか緑。

定番はグレー。

特注で色をつくることもできるそうですが、時間とコストがかかるので滅多に発注はないとのこと。

雨漏りはお家の大敵ですが、その原因箇所を特定するのは難しい、とききました。

実際雨が降っていないとわからないそうです。

かといって雨が降って雨漏りしたままというのは住人にとってはいやな感じ。

一刻も早く何とかして欲しい時に、色はなんにしますか?って場合じゃないですね。


どんな建物も基本雨晒しだから老朽化は避けられません。

このマンションなんと築40年。

中はすっかり今風にリノベーションされていて、イマドキの2LDKよりもゆったり(住人Yさん&Wさん談)

難をいえば
断熱材が充分はいっていないので、冬は寒いそう(同Gさん談)です。

あとエレベーターがない。(3階だけどね)

昔の鉄筋コンクリート造成は火事と地震には強いのです。
が、かつての日本家屋の感覚、夏涼しいを旨とす、が建築の常識だった時代なの『断熱保温』という発想はなかったのでしょう。

それでも,定期的な手入れが行き届いている建物はきれいで満室。

工事の職人さんが

「とても40年以上の建物とは思えない。』とおどろいていました。

こうした防水工事や外壁塗装は、個人の家でもマンションでも商業ビルでも定期的に点検(塗り直し)が必要ですが、

新築時のときほど熱心でないオーナ-さんが多いんだそうです。

お金も時間もかかる。

古いものにお金をかけても仕方がない。

その分新しいものに…。

いつからこの国の人はそんな価値感になっちゃったんでしょうね。

日本で中古住宅が敬遠されて新築にばかり需要が集まるのは

そういうアフターメンテナンスに対する価値感にあるのではないかしら。

手をかけて大事にすれば、お家っていつまでも元気です。

お家が元気だと住んでる人も気持ちよく暮らせます。

人の身体だけでなく住まいもメンテナンスが大事ですな。

お家は生きている。

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