横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

空飛ぶ円盤?サークルウォーク、存在感はあるけれど…

2013-06-09 | 横浜ラブ
みなとみらいの海側、新港地区を抜ける幹線道路の上ある、ドーナッツ状の空中回廊。






その名もまんまサークルウオーク(正式名称:新港サークルウォーク)4つ角を同時に結ぶ歩道橋です。


2011年、建築学の中でも橋梁鉄鋼造工学に関して優れたデザインの建築物に受与される、田中賞を受賞。

最大の特徴は、鉄鋼骨組み構造を防腐防さび処置を施し、そのままむき出しにしてあることだそう。

そして緩やかにカーブさせて交差点を一周。

どこまでもまーるい。この形状が、その高さと大きさにも関わらず、周囲への圧迫感を少なくしている、とのこと。
高さは周辺ビルの2階層と同じ。
たしかに橋梁から望む赤レンガ倉庫広場方面の風景もなかなかのものです。


それにしてもこの形は、まるで着地した円盤みたい。結構な存在感ですよ。


でもね、私にはどうしても最後のひとくちが飲み込めないような違和感があるのです。
最大の理由は
この規模の陸橋にも関わらず、周辺ビルを経由せず直接使用するためには階段しかなくて
エレベーターは空地の角一カ所だけというあたりかな。
人を車の都合で登らせたり、下らせたりして向こう側に渡す、という旧態依然とした発想から抜けてない。
このあたりに、建築デザインと生活デザインが両立する難しさも感じるの。

これについては
「周辺開発が遅れているのでまだ有効に機能しているとはいえないものの、存在感はとても大きい。」という解説文のとおり、
ということに。

なので、目下これはひとつのオブジェとして鑑賞。
今後の進化に期待。です。

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