横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

4月1日はツガルさんの日。野毛山動物園は61回目の開園記念日。

2012-04-02 | 横浜ラブ


それは3月最後の日の夜、妹からメールがきました。
『明日はツガルさんの日だよ♪』

ツガルさんとは、野毛山動物園にいるおそらく世界最高齢(推定36歳、人間だと90~100歳)のフタコブラクダのおばあちゃまの名前。

今から30年ほど前のことです。
青森の観光牧場が経営難で閉園してしまい、ツガルさんは引き取り手もなくぽつんと雪原に残されていました。それを見かねて、
ポケットマネーを投じ、彼女を横浜に引き取ったのが神奈川県民共済の前理事さん。その縁で、野毛山動物園に引き取られ、ここで余生を送ることになりました。
高齢のため、立ち上がることができませんが、前足を使って上手に移動します。
人間が大好きで、注目されるのも好き。お昼寝とご飯タイムが至福の時。
甘いもの,特に黒砂糖には目がなく、最近ではコエンザイムQ10を飲んで健康には気をつかっているそうです。
カメラを向けるとちゃんと決めポーズをしてくれるベテラン?でもあります。(正面顔より、左横顔を撮ってもらうのが好きみたい)

しかし,誕生日は12月のはず?なのにどうして、4月1日がツガルさんの日?
その答えはこれです!


そして、注目はここ!
*入園先着200名オリジナルグッズツガルさん名刺をプレゼント。

こういうキーワードにはめっぽう弱い私たち……。
というわけで、朝の8時にやってきました、野毛山動物園。ちなみに開園は9時30分から。
誰もいないと思いきや、既に『妹』ともうひとり『男性』が…。
そして、まもなく男女のカップルも並び、8時30分頃にmakimakiちゃんが合流。しばし、この6人で和気あいあいとおしゃべりしながらまったりと待機。その間、バナナの入った袋を下げた職員らしき男性や、いつも動物園の受付で見かける女性職員が続々登園。

穏やかないいお天気です。

ふと気がついたら開園待ちの列がこんなに!!




実は途中、後から来た女性が堂々と列のいちばん前に入り込んできたのです。すると、そこに便乗しようと知らん顔して後に続く数名の輩が…!
こういうのはフェアじゃないと思うので、妹ともどもはっきりと申しましたよ。
『すみませんが。後ろに回ってください。』
『後ろに並べますよ、どうぞ、どうぞ。』
というわけで、その女性は渋々後ろに。すると便乗組もいつの間にか霧散。
ふと後ろをみたら、偶然?くだんの女性と目が合ってしまい、思わず
『やだ、睨まれた!』とつぶやいたら
makimakiちゃんが遠慮がちに
『オネー様、多分あれはあの人の地顔ですよ…』って。
あ!失礼しました!ごめんなさい

そうこうしてるうちに、園内が慌ただしく動き始めます。




9時30分。いよいよ開門~。

静々と入園しました。本当にいいお天気です。

これが、いただいたオリジナルノートと、ツガルさんの名刺。




よくみると、いちばん上に書かれているツガルさんのつぶやきが、みんな少しずつ違います。
『お昼寝大好き…zzz」
「コエンザイムQ10で元気いっぱい』
『人間観察が趣味なんです。』
これは嬉しい!!名刺をつくった野毛山動物園スタッフの気持がこもってます。
ツガルさんは、本当にみんなに愛されているのねー。

後で聞いたのですが、この名刺は本当に公式にツガル部長がビジネスで使用するので、一般に配るのはこの200枚だけなんですって!
大事にしなきゃ、ね。

このあと14時から、任命式です。その話はまた、明日。












最新の画像もっと見る

コメントを投稿