続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

不二家のミルキー。

2010-11-12 07:37:57 | 日常
 不二家のミルキーを見ると思い出さずにはいられないことがある。

 京急の横須賀中央駅はかなりカーブしているので隙間がある。
 その隙間にすっぽりはまり落ちてしまった妹・・・。
「おーい、子供が落ちたぞ!」
 すでに階段近くまで来ていたわたし、妹がいないことに気づいて激しい動悸。
 酔っ払った父親は自分だけどんどん先を行く。幼い娘二人を連れていることなんかお構いなし。小一くらいだったわたしは付いていくのが精一杯。
(ああ、妹が・・・神様・・)そう思って振り向いた時にはすでに助け上げられていて、駅員さんと手をつないでこちらを見ていた。
「親はどこ?」くらい聞かれたと思うけど、酔った父親はそれすら気づかず、よろける足で先を急いでいる。
 わたしは立ち止まって「お父さん」と呼び止め、妹を待った。
 妹と手をつないたときの感動を忘れていないけど、そのとき後ろから駆け寄って
「電車の下にこれが落ちていたけど」と、ビニール袋に入ったミルキー(飴)を渡された。
 妹を見ると、しっかり持ち手のついたミルキーの箱を持っている。
「いえ、違います」と、その親切に首を振ったけれど、その人は「まあまあ」という感じで妹に手渡してくれた。

 飴は衝撃で箱の底から落下したものだった。
 空箱の軽さにもあまりの衝撃に気づかなかったのだと思う。
 しっかり握ったミルキーの箱の持ち手・・・ミルキーの箱のペコちゃんの顔・・・。
 脳裏に焼きついて離れない衝撃の思い出である。

保育園の交流会。

2010-11-12 07:06:19 | 日常
 孫の通う保育園、祖父母交流会。
 ・・・父母、両親だけでなく、今では祖父母のための交流会というのが別に設けられているなんて!

 お祖母ちゃんとしては是非参加したい。
 横須賀から相模原まで、ちょっと遠いけど楽しみ。
 
 その話をKIさんにしたら、自分も先日妹の孫を妹と一緒に幼稚園に見に行ったという。
 そしたらそのお孫さんいわく、
「お婆ちゃん(妹)はみんなの中で一番きれいだった。そうしてKIおばちゃんはみんなの中で一番デブだった」と。
 笑うに笑えない話。
 KIさんは、事業に失敗した妹さん家族の面倒をあらゆる面で支援しているどころか、養子縁組までしている。その大切な人を笑うなんていくら孫とはいえ・・・親の躾を疑ってしまう。

 ああ、それにしてもわたしは相当な不細工・・・孫は恥ずかしいかもしれない。年をとっても、もういいということはないのかもしれない。普段着しかないわたし、みんなお洒落して来るのかなぁ。

Re『武蔵野』107。

2010-11-12 06:32:31 | 国木田独歩
されば林とても数理にわたるものなく否、恐らく一里にわたるものもあるまい、畑とても一眸数理に続くものはなく一座の林の周囲は畑、一頃の畑の三方は林、という様な具合で、農家がその間に散在して更らにこれを分割している。

 林数理否恐一理畑一眸数理続一座林周囲畑三方林様具合農家間散在更分割

☆輪(鬼火、死者の魂)は崇/気高く尊い。
 裏(物事の内側)は秘(奥深くて計り知れない)ので、凶(縁起が悪い、不吉なこと)が溢れている。
 裏(物事の内側)の端(かたわら)に逸(隠れている)謀(はかりごと)。
 枢(物事の重要なところ)の理(物事の筋道)は、俗(世間一般)に、逸/隠れている。
 挫けた燐(鬼火、死者の魂)は、襲(おそいかかること)を畏れる。
 将(その上)、何時、携/手をとり、協力するか、将(また)散/ばらばらになり崩れるのか。
 倫(仲間、秩序)の拗(ねじれ)を惧れる。
 強い悩み。
 気(ある何かが存在する気配、傾向)の言(言葉)の算(見当をつける)。
 罪の構(構図)を部/区分けして、括(くくる、一つにまとめる)。

『城』273。

2010-11-12 06:18:58 | カフカ覚書
教会の一部は、墓地にかこまれ、墓地には、高い塀がめぐらしてあった。

 教会/Kirche→Kiez/場末。
 墓地/Freidhof→Frieden Hof/平和、ハロー(光輪)
 塀/mauer→meinung/意見、見解。

☆場末の一部には昔からの平穏なハロー(光輪)が、高い見解(真理)をめぐらしていた。