続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

残余の有効利用。

2010-11-15 06:53:37 | 日常
 残り少ない状況・・・あと数ページで終わってしまう推理小説、残り一口のケーキ、最後に残しておいたウニの軍艦巻き・・・あと少し・・この緊迫感、ドキドキ。
 終わりは見えているという寂しさ。

 わたしの人生・・・締め括り。
 のんびり為すがまま・・・早寝早起き、年配者型の時間サイクル。老眼も進み、何もかも見えずらい。衰退の一途の体力。ちょっと歩けばもうくたくた・・・情けないことこの上ないわが身の事情。

 あらゆることを計算しなおしても、もう大したことは出来ない。
 この条件を有効利用する術はあるのだろうか。

 大好きな縫い物も躊躇している。いっそ、買いためた布地などは思い切って整理処分を!(それが難しい・・・出して畳んで元通り)
 要するに身の回りはシンプルどころか、だんだん煩雑になってきている。
 えいっ、何も思わず、ただひたすら歩くこと・・・前に行く。
 それだけでいい・・・どこで終わってもいい・・・わたしが死んだら、なるべく燃えるゴミだけにするから、片付けて!
 
 残余の有効・・・残余は遊行で行く。

『城』276。

2010-11-15 06:22:10 | カフカ覚書
塀の内側にある墓地は、彼らにとってもはやなんらの秘密でもなかった。

 塀/mauer→meinung/見解。
 墓地/Friedhop→Fremd Hop/よその国、ハロー(光環)
 
☆見解の中にあるよその国(冥府)のハロー(太陽の暈)は、なんの神秘(不可思議)でもなかった。