続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

時間割り。

2010-11-28 07:53:50 | 日常
 学校時代には時間割りというものがあった。でも、今は自由気ままな生活。
 それだけに楽なほうへと流され、気づいたときには《一体、何だったのだろう》と呆然とする。

《そういうものだ》と割り切れば、問題はない。

 時間割りから開放された老の身・・・なのに、無いものねだり。
 鐘、あるいはブザーが鳴りストップが掛かる「ハイ、ここまで」の合図。

 とりとめもない日常には、とりとめのない結果しか付いてこない。二年前に描きかけた油絵、植物画のスケッチ帳は某日で止まっている。読もうとした本もそのまま・・・。

 一時間目は裁縫、二時間目は読書、三時間目はスケッチ・・・こんな風に過ごせたらいいなと思う。
 好きなこと(人には言えないけど、カフカなどの裏読み、真髄探し・・・)だけしかしない。
 これで自分の人生はいいのだろうかと、時々ため息をついている。

Re『武蔵野』123。

2010-11-28 07:38:10 | 国木田独歩
逍遥しつらん相悪む人は相避けて異なる道をへだたり往き相愛する人は相合して同じ道を手に手とりつつかへりつらん」との一節があった。

 逍遥相悪人相避異道往相愛人相合同道手手一節

☆消す要の草(下書き)に於いて図る想(考え、イメージ、構想)の秘(人に分からないように隠す)。
 意(心、思い)の動き、奥(奥深いところ)を捜す目。
 図る想いの業(どうにもならない心の動き)、道を問う。
 主の趣(志すところ)が、逸/隠れている説(はなし)である。

『城』308。

2010-11-28 07:06:04 | カフカ覚書
 彼は、さらにしっかりとバルナバスにしがみついた。ほとんどバルナバスに引っぱられていると言ってよかった。沈黙は依然としてやぶられなかった。

 しっかりと/fester→feste/天空。
 しがみついた/Erhing→Erhitzung/興奮、熱狂。
 沈黙/Schweigen→schwang(schwingen)/(響きの)余韻が残る。
 (~になる)wurd→wurd/尊厳。

☆彼は、天空の先祖の興奮した。
 ほとんどバルナバスを引っぱっていると言ってよかった。
 余韻は尊厳を遮断しなかった。