続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

七宝焼きサークル。

2011-10-26 06:10:13 | 日常
 七宝焼きのサークルが発足したのは昭和の時代・・・あれから四半世紀。
「もうすぐ四十才になるの」と、年齢を悲観していたのも笑止・・・今では六十も半ば。

 月日が経つのは驚き呆れるほどに早い。
 サークルの仲間みんなが等しく年を重ねて話題は健康維持対策・・・あのサプリ、このサプリ。

 予定には通院などが書き込まれるようになって、サークルの実施日も誰かしらの欠席がある。
 講師も八十半ば・・・。

 そう長くは続かないであろう予感をみんなが抱いている。
 でもみんなが会の存続を希望している。「月イチくらいで会いたいわね」という一致した意見。


 七宝焼きそのものには執着がない。イヤリングは耳が痛いし、ネックレスは留め金の取り外しに困難をきたしているし、指輪もうっとおしい・・・(ブローチも新聞紙の花のほうが軽くてよほど効果的)

「みんな作ったもの、どうしているの?」誰に聞くともなく出る質問に誰ともなく失笑。
「箱に収めて溜まっていくばかり」という嘆き。
「同窓会で配って来たわ」という人も。

 元気で毎月会えるということが嬉しいサークル活動・・・最近はサークル後の食事会のほうが楽しみになっている。

『城』637。

2011-10-26 05:37:08 | カフカ覚書
編みものとは、部屋じゅうを暗くしかねないほど巨大なお内儀の体躯にはあまり似つかわしくない小さな仕事だった。

 部屋/zimmer→Thema/テーマ。
 (部屋)じゅう/fast→Faste/荒れ地。
 体躯/Gestalt→Gestandig/告白。
 小さな/klein→Klan/氏族。
 仕事/Arbeit→Alibi/不在証明。

☆それは荒れ地のテーマを暗くしかねないほど大きな告白であり、あまりよくない(都合の悪い)氏族の不在証明だった。