年賀状・・・一年一度のご挨拶は欠かせない。
母方の従兄弟たちとは皆市内に居住しているせいで密な関係にある。けれど父方の係累に関しては全く無縁に近い。
父方の従兄弟の一人、十数年前の叔母の葬儀で会ったK兄から年賀状が送られてきたのを機に、こちらも毎年送らせてもらっている。
車両の端と端にいたのに、その目を見た途端『父』を見た。降車後、同じバス停に並んだ礼服のその男に声をかけると、やはり、もう何十年も会っていない従兄弟だということが判明。バスの車内で聞こえた咳も父とまるで同じ・・・。
前の女房が新しく所帯を持ったアパートの二階に知らぬこととはいえ半年も住んでいたK兄。海外出張が長かったK兄、離婚後の実家を避けた居住先を友人に頼んだらしい。
「ある日下水が詰まったので、下の階に行ったら・・・出てきたのが前の女房だろ、びっくりしたよ」と言った。
「だって子供の顔見たら分かるでしょ」
「別れた時は赤ん坊だったからな」
「で、どうしたの?」
「その週末に急いで引っ越したよ」
「・・・」
この無関心ぶり、鈍感・・・父親にそっくり。
こんなんだから、年賀状も初めこそK兄から来たけど、だんだん義理で後日に来るようになったので、今年からはパス。
なのに気まぐれに今年は早々に届いた・・・。鶴見は馬場町・・・子供のころに宿泊した叔父の家の長男。畑のあぜ道を通って・・・ipadで現在を確認したら、やっぱり今も畑が・・・。
わたしが死ぬまで年賀状のお付き合いは続くんだろうな、きっと。(どうかな?・・・そういう縁薄い関係、わたしの子供たちの係累もそんな風になるのだろうか)
母方の従兄弟たちとは皆市内に居住しているせいで密な関係にある。けれど父方の係累に関しては全く無縁に近い。
父方の従兄弟の一人、十数年前の叔母の葬儀で会ったK兄から年賀状が送られてきたのを機に、こちらも毎年送らせてもらっている。
車両の端と端にいたのに、その目を見た途端『父』を見た。降車後、同じバス停に並んだ礼服のその男に声をかけると、やはり、もう何十年も会っていない従兄弟だということが判明。バスの車内で聞こえた咳も父とまるで同じ・・・。
前の女房が新しく所帯を持ったアパートの二階に知らぬこととはいえ半年も住んでいたK兄。海外出張が長かったK兄、離婚後の実家を避けた居住先を友人に頼んだらしい。
「ある日下水が詰まったので、下の階に行ったら・・・出てきたのが前の女房だろ、びっくりしたよ」と言った。
「だって子供の顔見たら分かるでしょ」
「別れた時は赤ん坊だったからな」
「で、どうしたの?」
「その週末に急いで引っ越したよ」
「・・・」
この無関心ぶり、鈍感・・・父親にそっくり。
こんなんだから、年賀状も初めこそK兄から来たけど、だんだん義理で後日に来るようになったので、今年からはパス。
なのに気まぐれに今年は早々に届いた・・・。鶴見は馬場町・・・子供のころに宿泊した叔父の家の長男。畑のあぜ道を通って・・・ipadで現在を確認したら、やっぱり今も畑が・・・。
わたしが死ぬまで年賀状のお付き合いは続くんだろうな、きっと。(どうかな?・・・そういう縁薄い関係、わたしの子供たちの係累もそんな風になるのだろうか)