続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

玉葱派。

2012-01-23 06:37:30 | 日常
 常備野菜としての玉葱とじゃが芋は、同じ箱の中に収めている。
 玉葱は、一日のうち数個使用するから、次々買い足さなくてはならないのに対し、じゃが芋にはどういうわけか手が出ないので、静かに劣化・・・否、勢いづいて芽を出してくる。

 友人のOさんは、玉葱は嫌いだけどじゃが芋は好物と言い、箱で購入しても追いつかないほどの消費スピードらしい。
「お味噌汁にも、ひとり一個だから・・・」
「ええっ!」
「そう、お椀に盛り上がるくらい入れるの」「・・・。」

 何につけても玉葱、長葱・・・。それこそ長葱も冬なら一箱使い切る勢いのわが家。

 けれど、じゃが芋に関してはなかなか・・・減らない。
 じゃが芋=肥満の構図、この洗脳から解放されない。(すでに太っているのに・・)
 
 じゃが芋の眼が出そうになると大慌てで一気に使う。千切りにして焼きチーズを乗せて食べるか、肉じゃが・・・昨夕は余ったひじきの煮物入りコロッケで三個を消費。
 食品バランスを考えて、やむなく食べている気がする。義務感と言い換えてもいいかもしれない。

 明らかに玉葱派のわたし、玉葱の皮をむくのは何でもないけど、じゃが芋の皮を剥くのが面倒なのである。

『風の又三郎』215。

2012-01-23 06:23:16 | 宮沢賢治
黒板から降る白墨の粉のやうな、暗い冷たい霧の粒が、そこら一面踊りまはり、あたりが俄かにシインとして、陰気に陰気になりました。草からは、もう雫の音が、ポタリポタリと聞こえて来ます。

☆告/話して聞かせる半(二つに分けた一方)。
 告/話して聞かせる僕(わたくし)の孤(ひとり)の案(考え)。
 霊(たましい)の無を留める。逸/かくれて、綿/細く長く続く様(ありさま)。
 画(企画、はかりごと)の因(もと)である鬼(死者、亡霊)。
 隠れた鬼(亡霊)の相(すがた、かたち、ありさま)を、拿/つかまえる。
 因(事の起こり)は、文(言葉)が頼りである。

『城』717。

2012-01-23 06:08:22 | カフカ覚書
 フリーダは、はるか遠くをながめるような眼つきで、頬をKの胸にあてたまま、「たしかに、おばさんのおっしゃるとおりだわ。クラムは、もうわたしのことなんか洟もひっかけないわ。

 頬/wange→bange/不安。
 おばさん/Mutter→muten/その気にならせる。
 おっしゃる/sagt→Sage/伝説。

☆フリーダ(平和、自由)は、もう遠い昔の流浪する光を見て、不安なKの心情に、「その気にならせる伝説は確かです。クラム(氏族、先祖)は、もうわたし(平和、自由)のことなんか理解しようとしないわ。