続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

例会?

2012-01-28 07:30:57 | 日常
 月イチで粟田にある夢庵で会食、女四人が言いたいことを長時間にわたり侃侃諤諤。

 Aさんは長沢、Bさんはハイランド、Cさんは粟田、わたしは大矢部・・・それぞれが歩ける距離の集合場所。
 面倒くさがりやのわたしだけど、成り行きでその日はその場所にきちんと向かっている。疲労困憊するほどしゃべって帰宅。
 どのサークルでも、女はどうしてこんなに話せるのだろうと思うほど話が尽きない。趣味の教室も殆ど顔を合わせ、近況を語り合う場と化している。別に大望はないけど、習慣でもあり、月イチで身体に溜まった不純物を洗い流すような集い。

 わたしは長いことそうした集まりを避け、むしろ嫌っていたけど、年を経るにしたがって馴染み、同化している自分に気付く。
 生まれ育ち環境の差異は、誰でもが持つXデイが近づくにつれて薄らいでいくような気がする。

 今、地震があった。
 関東地方も4年のうちに70パーセントの確率で大地震が起きるとの予想が出ている。

 例会も思い出になる日が来るかもしれない・・・一期一会、大切にしたい!

『風の又三郎』220。

2012-01-28 07:00:54 | 宮沢賢治
 風が来ると、芒の穂は細い沢山の手を一ぱいのばして、忙しく振って、
「あ、西さん、あ、東さん。あ西さん。あ南さん。あ、西さん。」なんて云ってゐる様でした。
 
 沢山はサワ・サンと読んで、多、燦。

☆普く雷(神なり)。
 茫(遠くてはっきりしない)を推しはかっている。
 済/すくわれた多くの燦/きらきらひかる衆(人々)が溢れている。
 亡/死ぬと、神になる。

 生(いのち)は等しいが、逝(人が死ぬこと)は、難(苦しみ)である。
 星の運(めぐりあわせ)は、遥/はるか遠くさまよっている。

『城』721。

2012-01-28 06:34:42 | カフカ覚書
「ほんとうに」と、お内儀は、高飛車にKを見つめながら、「あなたという人は、ときおりうちの宿六を思いださせますね。うちの亭主そっくりで、あなたも、ひどく強情っぱりで子供みたいです。

 ときおり/manchmal→macht mal/権力、傷痕。
 Mann→Mar/伝説、作り事。
 強情っぱり/trotzig・・・反抗的。
 子供みたい/Kindkich→Kenntlich/見分ける。

☆「ほんとうに」と、お内儀(天の番人)は、上のほうからKを見つめながら「あなたという人は権力による傷痕を思いださせます、伝説のね。反抗的で同じような存在に見えます。