続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

ツバメ到来。

2012-04-02 06:36:37 | 日常
 今年は桜の開花も遅れている。(三日ほど前に見た桜並木はまだ蕾も固い感じだった)

 ツバメも三月下旬には見るのに、今年は鳴き声も聞かないと思っていたら、今朝、電線に止まっている姿に遭遇。
 わが家にもツバメの巣はあったのだけど、ある日、スズメが・・・スズメだって可愛いけど・・・。

 そうして、翌年にはツバメはわが家の巣には入ることがなかった。(けれど、何度でも幾度でも確認には来る)

 行き場を失ったツバメは、ちゃっかり隣家に作って到来。かくてここ2年ほどは隣家のツバメをながめている。(他所のツバメを眺めるだけなのは、すごく楽チンだということに気付いた)


 とにもかくにも、ツバメの到来。(鶯の鳴き声の方は少し前に聞いている)
 本格的な《春》である。

『風の又三郎』277。

2012-04-02 06:22:09 | 宮沢賢治
すると一郎は、
「早くあべ。」と云って先にたってあるきだしましたのでみんなもついて行きましたが、耕助だけはまだ残って、
「ほう、おら知らなぃぞ。ありゃ、又三郎の置いた葉、あすごにあるぢゃい。」なんて云ってゐるのでしたがみんながどんどん歩きだしたので耕助もやっとついて来ました。

☆宇宙の総ての運(めぐり合わせ)は千(たくさん)の光になる。
 恒星には竄/かくれているものが千(たくさん)ある。
 幽(死者の世界)の太陽は千(たくさん)の陽(ひかり)の運(めぐりあわせ)である。
 普く恒星は雷(神なり)。

『城』779。

2012-04-02 06:09:39 | カフカ覚書
あなたがおっしゃるように、クラムと話をすることがわたしにとって不可能であるならば、あなたから哀願されようが、されまいが、どのみちわたしの手に負いかねることでしょう。

 sagenはSage/伝説を暗示、含んでいると思う。
 話をする/sprechen→sprengung/強制的解放。
 願う/bitter→Vita/伝記。

☆あなた(天の番人)がどういう風におっしゃろうと(伝説がどのようでも)、クラム(氏族、先祖)を強制的に解放することがわたしにとって不可能ならば、伝記であろうがなかろうが、(強制的な解放を)遂げることは出来ないでしょう。