続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

着物リフォーム。

2012-04-16 05:56:33 | 日常
 サークルはいわゆる着物リフォームの会である。コートやジャケット、ベストやチュニック、バックやアクセサリー・・・多種多様なものに生まれ変わる。
 来場者もそれを見て、(ああ、家にも先代の残した着物が・・・)と胸に過ぎるものがあるらしい。


 わたしの子供のころなら、母親の外出着は着物だったし、父兄会などで教室の後ろに並んだ母親たちの多くは着物姿。つまり、ついこの間まで着物はごく一般的な衣装だった。だから、どこの家にも着物はあり、その着物を着用していた当人だけが、鬼籍に入ってしまい、遺品として処分しかねている状態なのである。
 たとえ上等高価なものであっても、ごくさっぱり処分してしまうケースを多々聞くことがある。

《もったいない》

 着物という文化は衰退しても、着物の素材である絹織物は日本の文化遺産でもある。それをゴミ同然に捨ててしまうのではあまりにもったいない。
 
《再生》
 古布を甦らせる術・・・若い人たちで、着物に執着する人は稀でしかない。(茶道や舞踊など・・・)何とか、より現代的にという気持ちの人たちが、サークルを作って活動している。その方たちとの合同展なので、着物リフォームに興味のあるわたしはそれら作品をこの眼で見られることが嬉しくてならない。(ちなみに、及ばずながらわたしも見習っている)

『風の又三郎』291。

2012-04-16 05:48:02 | 宮沢賢治
 耕助は何かもっと別のことを云はうと思ひましたがあんまり怒ってしまって考え出すことが出来ませんでしたので又同じやうに叫びました。

☆恒星の別(それぞれ)は運(めぐりあわせ)である。
 死の度(さだめ)の講(はなし)を推しはかり遂/なしとげている。
「雷(神なり)」と幽(死者の世界)を導/案内し、教えている。

『城』793。

2012-04-16 05:34:35 | カフカ覚書
そのうえ、すくなくともごく初めのうちは、自分自身の意志から戦っていたのである。つまり彼は、攻撃者であったのだ。

 初め/erstens→arrest/禁錮。
 攻撃者/Angreifen→unglimpf/不当。

☆そのうえ、すくなくともすべての禁錮の時代は、ただ(悲しみなどが)襲うだけだった。っつまり不当だったのだ。