続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

少し悔しい。

2012-04-24 06:50:48 | 日常
 正子さんから電話があった。
「昨日はごめんなさい、わたし二階の喫茶室にいたの。その前の日までは、四階から出てはいけないことになっていたんだけど、あの日から解禁、病院内ならどこへでもと言われて、それで・・・本当に悪かったわ」

 二階・・・四階からエレベーターで一階に降りたんだもの、逢えないわけね。

「それで、KUさんもここへ寄ってくれる心積もりで追浜コミュニティセンターを出たのに・・・気付いたら、というか帰りはすっかり忘れちゃったらしいわ」と正子さんは笑った。

 そうか、みんな忘れるんだ。わたしだけじゃない!(強気)

 まるでメロドラマのようなすれ違い・・・。

 それにしても術後の経過は良好、一週間後の検査で問題がなければ退院との事。良かった・・。
 
「それで、痩せた?」
「痩せたの、十一キロも」と正子さん。
「・・・」
「でも、看護師さんが言うの『傷を治そうとするエネルギーって凄くたくさん使うから痩せる』って。たしかにここ少しで又体重が元に戻っていく感じがするわ」
「今の体重をキープできるといいわね」と、言いながらも・・・。

「痩せた?」「痩せない」「アハハハ」が定番の会話だったのに、少し悔しいわたし。

『城』801。

2012-04-24 06:20:20 | カフカ覚書
たとえば、クラムがKの仕事のうえにおよぼした、これまではたんに形式的にすぎなかった権力は、クラムが寝室のなかでまぎれもなくもっている力にくらべたら、どれほどの重要さがあるだろうか。

 仕事/Dienst→Deist/理神論者。 
 権力/Macht→Nacht/死。
 寝室/Schlafkammer→schfen/永眠する.kammer/到る。

☆たとえばクラム(氏族、先祖)が、Kの理神論者におよぼした、これまではただの形式的にすぎなかった死は、クラム(氏族、先祖)が、Kの死においてまぎれもなくもっている死にくらべたら、どれほどの意味(重要さ)があるだろうか。

*理神論者/世界創造者としての神は認めるが創造後の世界に対する神の支配を否定する考え方。