続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

ローズリリー・ベロニカ。

2012-07-07 08:59:53 | 日常
 平坂上の横須賀美容室の前を通ると、珍しい花が・・・《これって、なに?》

「これは、ローズリリー・ベロニカって言うんです」と、わざわざお店から出て来て説明してくれた。
「八重咲きの百合なんて、見たことないわ」
「薔薇と百合と桜を掛け合わせた新種だそうです」

 びっくり!江戸時代、朝顔のいろいろな色形を競ったって聞いた事あるけど、現代は、もっとすごいのかな?
(オリエンタルリリーとも)
 飽くなき追求・・・海外からの流入や自然交配で、どんどん自然の生態も変化している。見たこともないような珍品・・・人は驚異ということに心惹かれる。

靴擦れ。

2012-07-07 07:10:41 | 日常
 先日の「歩こう会」、新しい靴を履いて出かけた。全体の色のバランスが合っている、そう思っただけのこと。
 ところが途中であきらかに靴擦れが生じていることを自覚。(ああ、やっちゃった・・・)でも、歩き続けるしかないと。

 帰宅後、靴下を脱ぐと赤く肉が見え皮がむけている。
 軟膏をつけてカットバンを貼る、この当たり前の手当てをしようとして、ふとAさんの話を思い出した。
「足を傷つけて、膿んでしまったんです。でも医者が『薬をつけたり覆ったりしてはいけない、よく水で洗ってそのまま乾かしなさい』って言うんです」と話してくれた。
(・・・新しい治療法は、そうだったの?)

 薬はおろか絆創膏を貼ることもやめて新治療法?を試みたわたし、いつまで経っても何かの拍子に痛い。サンダルを履いても摺れるし、昨日などは外出のため靴を履きっぱなし。当然傷は塞がらず、最悪。

 やっと思い直して、薬を塗布、カットバンを貼るに至った。するとたった一晩で痛みは軽減。

 
 傷を自然に治癒させるためには時間がかかる。適切な処置は必要不可欠。何事にも鈍くさく臆病なので、怪我というものをしたことがない。せいぜい靴擦れ止まりの小事。
 心に受けた傷の深さを思えば、まぁトントンかな。

『風の又三郎』373。

2012-07-07 06:57:18 | 宮沢賢治
「川をあるいてわるいのか。」
「あんまり川をにごすなよ、
いつでも先生云ふでなぃか。」
 その人は、あわてたのをごまかすやうに、わざとゆっくり、川をわたって、それから、アルプスの探検みたいな姿勢をとりながら、青い粘土と赤砂利の崖をななめにのぼって、崖の上のたばこ畠へはひってしまひました。
 すると又三郎は

☆塵(煩悩)を賤しみ、嘆き、嫌がる。
 死の世の精(心)念(思い)怒りの釈/意味を解き明かし、査/あきらかにする理(宇宙の根本原理)。
 涯(終わるところ=死)の我意。
 神は将/あるいは、幽(死界)の太陽だろうか。

『城』875。

2012-07-07 06:44:07 | カフカ覚書
「ですが」と、村長は、あまり話しに身を入れすぎたと言わんばかりに、あるいは、身を入れすぎたかもしれないと言わんばかりに、ここで中断して、「こういう話は、ご退屈じゃありませんか」
「いいえ」と、Kは答えた。「おもしろく拝聴しております」

 ~すぎる/weit→vast/荒涼とした。
 あるいは/oder→Ode/荒れた。
 おもしろく/unterhalt→unterwelt/神話、冥界、unterholz/冥府

☆「ですが」(死への)入門は、物語が荒涼としたところに過ぎた。荒れている、少なくとも荒涼としたところへ向かうかもしれないと言った。
「いいえ」と、Kは答えた。「冥界の話ですね」