続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

天命。

2012-07-10 06:45:35 | 日常
 毎朝、夜が明け初めるころになると、烈しいほどのツバメの鳴き声がする。止むことなく鳴き続けるツバメの精力にも感心してしまう、あんなに小さな身体なのに。
 何を伝えてあんなに烈しく鳴くのだろう。

 生々流転・・・。

 生きる者の定めとはどういうことだろう。

 わたしの存在は意味があるのだろうか。やがて消えていく定め、霧消し、影も形も失われた後のわたしは・・・。

 答えの見つからない人生の宿題。
『ロゴスドン』の小論文、課題は「天命」

 天という巨きな懐に抱かれ、雑多な煩悩に迷いながら右往左往する小さな存在であるわたし。命という不可逆な道を彷徨している。

『風の又三郎』376。

2012-07-10 06:30:44 | 宮沢賢治
  九月八日
 次の朝授業野の前みんなが運動場で鉄棒にぶら下がったり棒かくしをしたりしてゐますと、少し遅れて佐太郎が何かを入れた笊をそっと抱へてやって来ました。

☆字(文字)の帳(ノート)に従い、合わせて全てを運んでいる。
 同じ帖(書付)で徹/最後までやりぬく。
 謀(はかりごと)を解く茫/ぼんやりとした性(傾向)を知(心に感じること)。
 衛星(あるものを中心にしてその周りにあるもの)を加えた新しい二つを包む記(書き記したもの)である。

『城』878。

2012-07-10 06:22:57 | カフカ覚書
ソルディーニのような男は、もちろん、われわれの回答に満足するはずがありませんでした。あれは、じつに見あげた人物です。もっとも、こっちにとっちゃ、頭痛の種ですがね。

 回答/Antwort→entwerten/無価値にする。
 頭痛/qualyajirusiquelle/源泉、根源。

☆本来の先祖の太陽神が無価値であることに満足するはずがありません。彼は驚嘆すべき人物です。もっとも先祖の根源ですがね。