続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

大いなる刺激。

2012-07-26 06:13:16 | 日常
 昔好きだったことを、子育てが一段落してから始める人がいる。水彩画サークルへ参加したのは二十数年前らしい。わたしより少し年上のIKさん。頑張り屋で物静か・・・。
 水彩画サークルは指導者亡き後、グループは二つにも三つにも分かれたと聞く。わたしは最近の新参者なので事情はよく知らないけれどITさんの個展には数回お邪魔している。大きなホールでの作品展もあって、その意欲と目覚しい上達振りには眼を見張ってしまう。物静かな風貌とは異なりいつのときも挑戦的なのである。
(すごいわ!)いつも感動と刺激を頂いて会場を後にするわたし。


 大滝町、さいか屋跡地辺りを歩いていたら「IT小品展」の文字が・・・?(ああ、この大木の絵・・・彼女のものだわ)

 待ち合わせの時刻まで15分・・・わたしはドアを開け、その喫茶店に入った。小品展とはいえ、すべてが力作。おざなりなものは一つもない。

 恥ずかしさが先に立ち、凝視できないほどの漲る意欲作。


 店を出て・・・(わたしも頑張らなくては)と、思うことしきり。

 何事も、月日は待ってくれない。失われた昨日を悔やんでいては前に進めない。

 ITさん、素晴らしい作品を見せて下さってありがとう。あなたを思えば、予想される猛暑の夏を乗り切れそうです!

『風の又三郎』392。

2012-07-26 06:02:46 | 宮沢賢治
みんなしぃんとして、水をみつめて立ってゐました。又三郎は水を見ないで、向ふの雲の峰を見てゐました。

☆推しはかる慄(おそれ)。
 幽(死界)の太陽を推しはかる考え。
 運(めぐりあわせ)の法(真理)
 状(ありさま)は、Two(二つ)であると告げる。
 弔(死者を悼む)ことを、兼ねている。

『城』894。

2012-07-26 05:50:47 | カフカ覚書
伯爵府の組織全体は、あなたのご説明によると、監視なり、調整がおこなわれないと考えると、あぶなっかしくて見ておれないような組織ですね」

 伯爵府の組織/Wirtschaft→Wort schaffen/言葉、創造。
 ご説明/Vorstellung・・・イメージ、心象。
 監視/Kontrolle→Kontrar/反対の、対立する。

☆言葉の創造は、この種の陳述によると、先祖の心象に相反する起りえないような不快なものです。