続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

明けてぞ今朝は・・・。

2013-01-02 07:13:04 | 日常
 どんなにあがいても、時間は止まらない。
 自然の摂理・・・わたし達はこの時空の中で生きている。生かされているといったほうが適切かもしれない。

 大いなる神という存在があると仮定して、その神さまが、わたしに一生をかけて解くべき問題を提議している。問いは生まれたときすでに放たれているかもしれない。けれど、その問いに気づくまでには相当な時間を要し、答えるまでには更に月日を待たなければならない。問いは認識が不可能なほどの曖昧さでわたしの背中を押す。

 あのものは《問い》だったろうか。それともすでに《答え》だったのだろうか。
 わたしは考える、問いの変容と不変とを。

 そうしているうちにも、わたしという肉体を持った有機物は機能を著しく劣化させ、衰退していく。精神は肉体の衰退に慌てふためくが、精神をも誘い込む物理的変化に、ふと気づく。
 一人の人間の推移を観察し見届け、業から解き放たれる死に至るまでの時間が、果たして《有》か《無》であるかの問いに。

 意味を問い続ける先にあるものは・・・。

 太陽と地球の関係は、新年という時間の観念を生み、わたし達はその概念を生きている。
《明けてぞ、今朝は・・・》

 年が明け、新たな時を刻むページが開かれたことを真摯に受け止めたい。

『洞熊学校を卒業した三人』52。

2013-01-02 06:52:53 | 宮沢賢治
 それから一ヶ月ばかりたって、とかげがなめくぢの立派なおうちへびっこをひいて来ました。そして
「なめくぢさん。今日は。お薬をすこし呉れませんか。」と云ひました。

☆溢れる化(教え導くこと)に付き、律(きまり)は雷(神なり→神になること)である。
 経(常に変わらない)陽(太陽)の役(つとめ)は、悟/真理に目覚めるように、運/めぐらせることである。

『城』1142。

2013-01-02 06:40:16 | カフカ覚書
「クラムにそんなに長いことまごころをささげていらっしゃるんですか。それにしても、お内儀さん、あんたはお気づきでないかもしれませんが、そういう打明け話をうかがって、自分のこれからの結婚生活のことを考えると、いいかげんうんざりさせられますよ」

 まごころ/Treue→Trauer/悲しみ。
 結婚生活/Ehe→ehe/~する前に、昔から。

☆そんなに長いことクラム(氏族)を悲しんでいるんですか。それにしても自由であるお内儀さん(監視、親衛隊)は知っているでしょう。そういう告白を伺って自分が考える前の未来に重い不安が生じることを」