続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

時計代わり。

2013-01-08 06:48:04 | 日常
 人の日常は同じようなサイクルで動くことが多い。几帳面な人ほど時計を見つめ自分の行動を時間に合わせている。

 だからAさんとBさんが連れ立って、家の前を通れば午前十時、二人の話し声でそれと察することが出来る。すぐ近所の人だけど、月曜日と木曜日には十時に待ち合わせての買い物。お互い遅れまいと十時前に家の前に立つから我家の前はぴったり十時に通るという具合である。

 隣のCさんは午前四時過ぎになると散歩に出かける。夏は明るいけど、冬は真っ暗。それでも四時少し過ぎには必ずドアが開き、門扉のガチャと鳴る音がする。帰ってくるのは六時前後・・・(ニ時間もどこを歩いているのだろう)と思うけれど365日雨風に関わらずという感じである。少なくともここ十年は。

 かくいうわたしは、Cさんのドアの音が目覚まし代わりであり、AさんBさんの話し声を合図に一休みのお茶を飲むというのが習慣になっている。


 連鎖・・・AさんBさんもCさんも、そんなことは知る由もない。

 どこかで人と関わっている・・・孤独を気取るわたしの人頼みである。

『洞熊学校を卒業した三人』58。

2013-01-08 06:37:06 | 宮沢賢治
 それを聞いたとき、とかげはやっと安心しました。安心したわけはそのとき丁度心臓がとけたのです。
 そこでなめくぢはペロリととかげをたべました。そして途方もなく大きくなりました。

 聞いたはブンと読んで、文。
 安心はアン・シンと読んで、案、新。
 安心はアン・シンと読んで、案、真。
 丁度はチョウ・トと読んで、挑、図。
 心臓はシン・ゾウと読んで、真、造。
 途方はト・ホウと読んで、図、包。
 大きくはダイと読んで、題。
 
☆文(文章)の案は新しい。
 案は真(真実)に挑む図りごとであり、真(真実)に造(いたる)図りごとを包むことが題(テーマ)である。

『城』1148。

2013-01-08 06:21:57 | カフカ覚書
「残念ながら、それは、同時にわたしにとっても気になる点でしてね」と、Kは言った。「が、わたしは、きっと自制はできるとおもいます。

 残念ながら/Leider→laden/召喚する。
 自制する/beherrschen・・・支配する。

☆「召喚、それは同時にわたしにとっえも気になる点でしてね」と、Kは言った。まあ、それは確実にの支配だと思います。