続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

躍進する忘却力。

2013-01-27 07:00:29 | 日常
 目覚しい勢いで発達しているわたしの忘却力に呆然! この先、恐らく減退することはないと思われる忘却力。

 あんなに大好きな作家の名前が思い出せない。このブログにも何回も書いている。あれは確か・・・。

(あいうえお・・・じゃない。かきくけこ・・・でもない。・・・・はひふへほ・・・でもない。)

 もちろん「ん」でもないし・・・全然思い出せない。ああ、わたしはどうなるの?
 そのうち、彼の名前には○○が付いていたことを記憶の隅に、ぼんやりとしたモヤモヤが。


 ルネ・・・ああ、そうだった。ルネ・マグリット!(ああ、良かった思い出せて)

 
 こんな具合である。信じがたいほどの忘却力の躍進。


(人間、忘れるから生きていかれる)って、誰かが言っていた。(それにしてもひどすぎる)


 本当にこれでいいのだろうか。
《記憶力に優れていたら、もっと違う人生を歩んでいたに違いないことを忘れているわたし》
「これでいいのだ」と言い聞かせている。

『洞熊学校を卒業した三人』76。

2013-01-27 06:54:46 | 宮沢賢治
 狸は兎の手をとってもっと自分の方へ引きよせました。

 狸はリと読んで、理。
 兎はトと読んで、吐。
 手はシュと読んで、趣。
 自分はジ・フンと読んで、字、粉。
 方はホウと読んで、法。
 引きはインと読んで、隠。

☆理(道理)を吐く(言う)趣(ねらい)。
 字(文字)の粉(入り混じって区別がつかない)法(やり方)は隠している。

『城』1166。

2013-01-27 06:32:49 | カフカ覚書
そして、わたしたちを信用しているからと言って、前金も要求せず、借料も非常に安くしてくれました。

 信用している/Vertrauen→Vertragen/置き換える。
 前金/Geld・・・有効である。
 ~せず/ein→kahn/小舟。
 借料/Pacht・・・契約。 

☆わたしたちに、小舟が有効であると置き換え、予言者は安っぽい契約をしてしまったのです。