空の変化は見ることが出来るけど、地下(地層)は見ることが出来ない。
けれど、空の変化は記録に留めるしか手だてがないのに対し、地層においてはその変化を形に留め、巨きな時間の眠りを推し量る術を残している。
昨日の授業は《地層の出来方》
「つまりは堆積岩であり、それは泥(1/16mm以下)砂(2mm以下)礫(2mm以上)などの砕屑岩からなるものです。
火山灰は凝灰岩になり含有するKとArの関係で噴出した年代を決めることができます。また珊瑚など石灰質(酸をかけると泡が出る)の殻をもったものは石灰岩、放散虫(微化石)になるものとしては珪質の殻を持ったものです。その固まったものがチャートになります。
植物からは石炭になりますが、植物が腐らないような場所のものでなくてはなりません。つまり酸化し難いということで、酸素が少ない(たとえば釧路湿原など)ことが条件です。分解が進まない状態のものが石炭になります」との説明。
ベットフォーム(水底の小さな地形)に関しては、リップル(波長60cm以下)/蓮痕、デューン(波長60センチ以上)、平滑床などがあり、形状はそれぞれ皆さんも砂浜などで見たことがあるでしょう。(ちなみにカレントリップルは川の流れによるものであり、ウェーブリップルは波による形状です)
堆積構造には斜交層理(厚さが1ミリより少ないものは葉理)/クロスミナ、平行層理(葉理)、級化層理、コンボルト層理(葉理)は地層の縞模様が二次的に変形したもの(固まらないうちに地震が起きて変形)したものであり、荷重痕(火炎構造)などがあります。軽いものは盛り上がろうとし、重いものは下がろうという具合で結果、火炎のような形状になったものです。
それらは(このあたりでは)三浦市二町や城ヶ島などに露出したものが在り、見ることが出来ます。
地層が出来るのは流速が落ちる所です(運搬→堆積)山から平野、扇状地河川など図をご覧下さい(図を見ただけではよく分からないけど)
「それぞれの流れの速さによって地層が決まります」(風化して元の形に戻ることもあります)「ではこれらの現象を、次回は実験でお見せする予定です」
海山の出来方、地層表層の関連・・・みんな理由(根拠)があって現在の形に落着いているらしい。現在進行形であることを忘れてしまうけれど、生きた地球の刹那、仮に住まわせてもらっているという気分になってくる。
地面は平らで、ずっと向こうまで続いているなどという感想しかなかったわたし、地球という星の住人であることの妙に、グラッときてしまった。
ちなみに黄砂は風(気流)に乗って中国から日本に運ばれてくる。大量の砂粒を運ぶって、すごいエネルギー。地球は潜在エネルギーにも満ちている。
けれど、空の変化は記録に留めるしか手だてがないのに対し、地層においてはその変化を形に留め、巨きな時間の眠りを推し量る術を残している。
昨日の授業は《地層の出来方》
「つまりは堆積岩であり、それは泥(1/16mm以下)砂(2mm以下)礫(2mm以上)などの砕屑岩からなるものです。
火山灰は凝灰岩になり含有するKとArの関係で噴出した年代を決めることができます。また珊瑚など石灰質(酸をかけると泡が出る)の殻をもったものは石灰岩、放散虫(微化石)になるものとしては珪質の殻を持ったものです。その固まったものがチャートになります。
植物からは石炭になりますが、植物が腐らないような場所のものでなくてはなりません。つまり酸化し難いということで、酸素が少ない(たとえば釧路湿原など)ことが条件です。分解が進まない状態のものが石炭になります」との説明。
ベットフォーム(水底の小さな地形)に関しては、リップル(波長60cm以下)/蓮痕、デューン(波長60センチ以上)、平滑床などがあり、形状はそれぞれ皆さんも砂浜などで見たことがあるでしょう。(ちなみにカレントリップルは川の流れによるものであり、ウェーブリップルは波による形状です)
堆積構造には斜交層理(厚さが1ミリより少ないものは葉理)/クロスミナ、平行層理(葉理)、級化層理、コンボルト層理(葉理)は地層の縞模様が二次的に変形したもの(固まらないうちに地震が起きて変形)したものであり、荷重痕(火炎構造)などがあります。軽いものは盛り上がろうとし、重いものは下がろうという具合で結果、火炎のような形状になったものです。
それらは(このあたりでは)三浦市二町や城ヶ島などに露出したものが在り、見ることが出来ます。
地層が出来るのは流速が落ちる所です(運搬→堆積)山から平野、扇状地河川など図をご覧下さい(図を見ただけではよく分からないけど)
「それぞれの流れの速さによって地層が決まります」(風化して元の形に戻ることもあります)「ではこれらの現象を、次回は実験でお見せする予定です」
海山の出来方、地層表層の関連・・・みんな理由(根拠)があって現在の形に落着いているらしい。現在進行形であることを忘れてしまうけれど、生きた地球の刹那、仮に住まわせてもらっているという気分になってくる。
地面は平らで、ずっと向こうまで続いているなどという感想しかなかったわたし、地球という星の住人であることの妙に、グラッときてしまった。
ちなみに黄砂は風(気流)に乗って中国から日本に運ばれてくる。大量の砂粒を運ぶって、すごいエネルギー。地球は潜在エネルギーにも満ちている。