続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

弱気。

2014-12-02 06:52:30 | 日常
 明日に迫った「歩こう会」どうしよう・・・ずっと考えている。(もうこの会に留まっているのは無理かもしれない)
 会が発足して7年ほどになる。端から無理だったのに、何とか乗せられてここまで来ている。こんなとろい歩き方しか出来ないわたしを乗せて励ましてくれるメンバーの友情に応えなければ!との思いがわたしを引っ張っている。

 でも、限界というものがある。迷惑をかけないうちに自ら退くのが道理ではないか・・・(会のお荷物になっているのではないか)体力のなさに引け目を感じてメンバーを正視できないことがある。笑っていてもどこかに(わたしがいて迷惑ではないかしら)という気持ちが過ぎる。


 因果応報・・・動く/移動することが嫌なのだ。どこかへ行くと思っただけでプレッシャー。長年の怠慢、運動能力ゼロ。
 観音崎で手に持ったサンドウィッチをトンビにさらわれたことがある。そのとき少し指から血が出たのを見て「あそこに水道があるから洗いにいきましょう」とメンバーが声を掛けてくれたのに、あそこまでの50メートルほどの距離を歩くのが大儀で拒んでしまった。すると、その人は子供を促すようにして「わたしも付いて行きますから」と背中を押してくれたのである。
 あの時傍には何人かのメンバーがいたけれど、まさかあの短距離を拒んでいるとは思わなかったに違いない。
 ほんの少しの移動にも抵抗するほど、歩くのが嫌い。だから・・・。

 だから、当然膝にも影響が出る。骨にはたいした損傷は見られないのに、筋肉が衰え神経が過敏になっている。その徴候を克服するために参加している「歩こう会」にギブアップ、白旗を揚げようとしている。
《もう、だめだわ、歩けないわ》
 咽喉まで出ている。
 十二月の予定は混んでいる、あれもこれも順調にクリアーすることが出来るだろうか。明日の「歩こう会」で疲労困憊、転倒でもしたら・・・どうしよう、弱気がわたしを蝕んでいる。

『畑のへり』26。

2014-12-02 06:43:14 | カフカ覚書
「どら、貸した。なるほど十六本かねえ、四本は大へん小さいなあ。あゝあとからまた一人来た。あれは女の子だらうねえ。」


☆他意を套い、録(文字に書き記す)。
 翻(つくりかえる、形を変えてうつす)の詞(言葉)を奔(おもうままにする)。
 題(テーマ)の照(あまねく光があたる=平等)を図ると、雷(神なり)の如くの詞(言葉)になる。

『城』1812。

2014-12-02 06:32:27 | カフカ覚書
「じゃ、あのとき女のひとの足もとで遊んでいたのは、きみだったんだね」
「そうです。あれは、ぼくの母だったんです」 そこで、ハンスは、母親の話をさせられることになってしまったのだが、ひどくためらいながら、なんども催促されたあげくにやっと話しだした。


☆「女の人を基礎づける芝居だったの?」と、Kはたずねた。「はい、そうです」とハンスは言った。そこで彼は話しはじめたのだが、ためらいながらも、先祖の新しい小舟について、たくさんの汚点(目印)が異常なまでに彼自身に問いかけた。