【柴田先生の授業】
「地球の半径は大体6,400㎞(6371km)です。内部は層構造になっていて、物質から見ると、核は鉄・ニッケルで出来ています。隕石などは鉄質が多く、宇宙の塵がどろどろの溶けている状態から重いものが沈み込んだからです。
マントルは橄欖岩、地上ともいえる地殻は花崗岩、玄武岩などで5~40キロくらいの深さだといわれています。
物性から見ると、内核は(個体)外核(液体)、その上にメソフェア(固い)、マントルの最上部のアセノスフェア(柔らかい)リソスフェア(固い)ですが、それが何故分かるかは、地震波を解析することで推測されるわけです。ちなみに液体の中ではS波は伝わりません。地球の中心温度は3,500℃と思われます。
地球は磁石であるとされていますが、地球磁場が逆転されていたこともあります。昔の岩石を見ると必ずしも北を向いていないことが分かったのです。(兵庫県の玄武洞に磁場が逆だった頃の岩石が存在しています)
地下からマグマが吹き出ているところをホットスポットと呼びます。たとえば、アイスランド、イエローストーン、ハワイなどです。地球の表面が動いているということは、海洋底が動いているということです。溶岩を分析すると何時固まったかが判かります。(海洋底が動くと向きが変化します)
プレートテクトニクスとはプレートの相互運動のことであり、海嶺プレートを作ります。海溝とは海洋地殻が大陸地殻の下に沈みこんだものです。(地球上のプレートは12枚説が有力になっています)
付加体というのは海洋地殻上の堆積物が大陸地殻側に押し付けられたものであり、インドにユーラシア大陸がぶつかって新世代の初めのころヒマラヤ山脈ができたとされています。そのことで季節風が生じ気候も変化するという訳です。
三浦半島も付加体でできています。(海洋近くに堆積した土砂)相模トラフ(トラフは海溝ほど深くない):フィリッピン海プレートと北米プレートの境界であり、フィリピン海プレートは北西に3~4㎝/年押しているといわれています(GPSで分かる)。丹沢は500万年前、伊豆半島は100万年前に本州に衝突されたといわれています。
日本は大陸についていたわけですが2000万年前くらいに、日本海として開いたわけです。(プレートが沈み込んで開いていく)
最近、長野県で起きた地震などは糸井川・静岡構造線の境界で起きたものです。
地球はまさに生きている。恐いともいえるし、運命共同体なのだと震撼しながらも肯いている。
「地球の半径は大体6,400㎞(6371km)です。内部は層構造になっていて、物質から見ると、核は鉄・ニッケルで出来ています。隕石などは鉄質が多く、宇宙の塵がどろどろの溶けている状態から重いものが沈み込んだからです。
マントルは橄欖岩、地上ともいえる地殻は花崗岩、玄武岩などで5~40キロくらいの深さだといわれています。
物性から見ると、内核は(個体)外核(液体)、その上にメソフェア(固い)、マントルの最上部のアセノスフェア(柔らかい)リソスフェア(固い)ですが、それが何故分かるかは、地震波を解析することで推測されるわけです。ちなみに液体の中ではS波は伝わりません。地球の中心温度は3,500℃と思われます。
地球は磁石であるとされていますが、地球磁場が逆転されていたこともあります。昔の岩石を見ると必ずしも北を向いていないことが分かったのです。(兵庫県の玄武洞に磁場が逆だった頃の岩石が存在しています)
地下からマグマが吹き出ているところをホットスポットと呼びます。たとえば、アイスランド、イエローストーン、ハワイなどです。地球の表面が動いているということは、海洋底が動いているということです。溶岩を分析すると何時固まったかが判かります。(海洋底が動くと向きが変化します)
プレートテクトニクスとはプレートの相互運動のことであり、海嶺プレートを作ります。海溝とは海洋地殻が大陸地殻の下に沈みこんだものです。(地球上のプレートは12枚説が有力になっています)
付加体というのは海洋地殻上の堆積物が大陸地殻側に押し付けられたものであり、インドにユーラシア大陸がぶつかって新世代の初めのころヒマラヤ山脈ができたとされています。そのことで季節風が生じ気候も変化するという訳です。
三浦半島も付加体でできています。(海洋近くに堆積した土砂)相模トラフ(トラフは海溝ほど深くない):フィリッピン海プレートと北米プレートの境界であり、フィリピン海プレートは北西に3~4㎝/年押しているといわれています(GPSで分かる)。丹沢は500万年前、伊豆半島は100万年前に本州に衝突されたといわれています。
日本は大陸についていたわけですが2000万年前くらいに、日本海として開いたわけです。(プレートが沈み込んで開いていく)
最近、長野県で起きた地震などは糸井川・静岡構造線の境界で起きたものです。
地球はまさに生きている。恐いともいえるし、運命共同体なのだと震撼しながらも肯いている。