続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

耐えている。

2015-02-08 06:53:03 | 日常
 予報は雪、小雪がちらつく酷寒・・・ああ、カフカさん(ツチイナゴ)はどうしているだろう。いくらなんでもあの細身、とても耐えることは出来まい・・・。家の中に連れてくることも叶わない。

 でも越冬する、と言うからには耐え忍ぶのかもしれない。玄関前の鉢植えを出入りのたびに覗いて見る。
(いない)
(いない)

(いた!)
 若干暖かかった昨日の土曜日、ちゃんとあの植木鉢の淵に黙って鎮座・・・。

『冬のスケッチ』19。

2015-02-08 06:43:23 | 宮沢賢治
 天河石、心象のそら
 うるはしきときの
 きみがかげのみ見え来れば
 せつなくてわれ泣けり。
      * 静寂印
 ぱんのかけらこぼれ
 いんくの雫かわきたり


☆転(ひっくりかえる)講(はなし)の釈(意味を解き明かし)、新しく修(おさめる)言(言葉)を記す。
 究(つきつめて)析(事柄を明らかにし)、整える。
 隠れているものと兌(とりかえる)。

『城』1873。

2015-02-08 06:29:56 | カフカ覚書
事実、このつけ足しは、正しかった。話しているあいだにKが気づいたことだが、ブルーンスヴィックは、ふだんは危険で意地悪いおとこかもしれないが、ほんとうはもう彼の敵ではないはずだ。なにしろ、すくなくとも村長の話では、ブルーンスヴィックは、政治的な理由からにせよ、測量師の招聘を要求した連中の首謀者なのだから。


☆このこともまた正しかった。対話を継続していて、ブルーンスヴィック(種族を包むもの/屈服するもの)は危険で悪い男かもしれないが、本当は彼の敵ではないのかもしれない。しかし、少なくとも会衆の責任者の話では、ブルーンスヴィック(種族を屈服させるもの)は、政治的な理由からにせよ、測量師((土地を失ったことに気づいた人)の控訴を要求したのだから。