続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

耐えている。

2015-02-20 06:43:23 | 日常
 氷雨降る日が続き、カフカさん(ツチイナゴ)はどうしているだろうと危惧していた。酷寒であれば、もちろん姿は見せない。ところが昨日は少しばかり気温が高く陽射しもあった。

(もしかして)と外に出て見ると、(いました!)午後三時半。

 やりっぱなしの外を、掃いたり拭いたりの簡単掃除をして、ふと見ると、もう姿はない。午後四時。

(でも、生きていたのね。よかった!)
 このツチイナゴの成虫に気づいたのは十一月上旬、今は二月の中旬だから、ゆうに三ヶ月はこの狭い小さな植木鉢に潜んで冬越しをしていることになる。(植木鉢は直径三十センチくらいの釉薬がかかった瀬戸物)

 たった一匹での冬越し、淋しくないのかな? (応援しているよ!)
 ちなみに写真の植木鉢は定宿にしている植木鉢のお隣。少しは移動するらしく、土が乾いていたのを見て水をたっぷり撒いたので移動したもかもしれない。

『冬のスケッチ』31。

2015-02-20 06:36:08 | 宮沢賢治
一一
    恐らくは白日輪なりなんを
    ひとびとあふぎはたらけり。
         *
    赤さびの廃坑より
    水しみじみと沸きて鳴れり


☆教(神仏のおしえ)を吐く(言う)。
 果(結末)の輪(順番に回る)釈(意味を解き明かす)を配(わりあてる)講(はなし)を推しはかる。
 幽(死者の世界)の命(めぐりあわせ)である。

『城』1885。

2015-02-20 06:24:23 | カフカ覚書
さらに質問をつづけていくと、彼がどういうまわり道をしてこういう願望をいだくにいたったかが、やっとのみこめた。Kの現在に境遇はけっして羨むべきものではなく、むしろ悲惨で、あわれなものである。


☆さらに十分に問い求めていくと、彼が回り道をしてこう言う欲求を抱くにいたったのかに気づいた。Kの現在の境遇はけっして羨むべきものではなく悲痛で蔑まれた状態である。