続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

背包族(ペイパオツー)

2015-02-23 06:40:57 | 日常
 中国人の爆買いが話題になっているが、その中で格差というか若い人たちの背包族のことも紹介されている。

 背包族、一日はこの金額内で過ごしましょうとか、買い物などのリストを一年も前から計画し、日本に来ている人たち。・・・字のごとくリュック族のことである。若い人の好奇心が新鮮で痛いほどに伝わってくる。
 
 昨日笑った者に、今日は笑われる。
 あの勢いある中国人たちの漠買いを見ていると、そんな気が過ぎる。かつて、スカーフなどの製版業も韓国へ仕事を依頼していたけれど、いつの間にか韓国が優位になり、こちらの仕事は激減どころが倒産の憂き目。
 広大な土地を持つ中国にたいし、自給自足を放した狭い日本の未来。
 どんな風に世界は動いて行くのだろう。

 永遠という呑気さは歴史の上から見ても皆無である。
 あの背包族のこれからは・・・羨望の眼差しで見ている。


 ちなみにわたしも二十年ほど前から背包族の仲間入り。買い物が重くて両手では持ちきれなくなってしまったからで、中国人のそれとは違い、年配族の行き着くスタイルである。
 それにしてもリュックを背負い『さぁ行くぞ』の気概は大同小異、前向きではないかと思う。(と、思いたい)

 これからもペイパオツーで行く!

『冬のスケッチ』34。

2015-02-23 06:33:59 | 宮沢賢治
   ならび落つる
   泉を見んと立ちどまりしとき
   かれ葉かさかさと鳴り
   透明の雨はふりきたる
   雑木のこずゑに


☆絡(すじみち)を詮(あきらかにする)ことを兼ねる律(きまり)を要する。冥(あの世)の等(平等)や明(この世)の有(存在)の像(すがた)を黙っている。

『城』1888。

2015-02-23 06:22:13 | カフカ覚書
このような矛盾にもかかわらず、いまはなるほどKの身分は低くておぞましいものだけれども、ほとんど想像を絶するほど遠い将来にはあらゆる人びとに卓越したような人物になるにちがいないという確信が、ハンスの心にめばえたのである。


☆この繰り返される言葉によって、Kは今はまだなるほど低い身分であるが、恐れをなさせる信念があり、想像もつかないほど遠い未来には、先祖のあらゆることに対し、改宗するのではないかと思えた。