続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

淡島神社の流し雛(神事)。

2015-03-04 06:25:50 | 博物館講座
〔瀬川先生の授業〕

 寒い、曇天・・・でも行かなくちゃ!淡島様の神事、流し雛。
 常楽寺で集合、徒歩で淡島神社へ。(流し雛がどんなものか一度は見たいと思っていた)

「この淡島神社は和歌山県にある淡島(粟島)神社の流れをくむもので、少彦名命(すくなひなのみこと)を奉ったものです。
淡島神は婦人病にかかったため淡島に流されたという伝承から安産・子授け、婦人病を治癒してくれる神様として祭られています。ですから祭壇を見れば分かりますが、大きな男根や石(子産石)、そして上には天狗の絵が掲げられています。
 なお、年中行事として2月8日に行われていた針供養も3月3日の流し雛に併せて行われるようになりました。と言っても、流し雛の神事が行われるようになったのは平成になってからです。そして和歌山県の淡島神社の方も50年位前からということです。
 ここで売っている人型の紙に子宝・安産などを願って納めると、流し雛の船に乗せて海へ流してもらえます、希望あれば・・・。(受講生は年配者ばかり)
 3時30分になるとこの下の芦名海岸で流し雛の神事が行われます。去年は神職の方の舞がありました。ということで15分程度の自由時間の後、海岸に向かいます。」

「神職の方や巫女さんが舟に乗って雛を流すという儀式ですが、実際は湾内を回って還るという式です。神事は海岸で行われますので、是非見学していってください。今回のイベントはこれをもって解散といたしますが、見学の後は、それぞれバスが混まないように帰りはそれぞれ分散が望ましいと思います」

 神官の祝詞や舞の終了後、複数のお雛さまを乗せた舟形の器を、街の有志の方々・神官・巫女さんを乗せた舟が引っぱり、湾内を回遊。


《神事の霊感》には美しくも生の根源に触れる祈願がある。
 瀬川先生、稲村先生、ありがとうございました。

*終了後は、串に刺した焼き鳥を食べ歩き。美味しかった! 

 

 

『城』1896。

2015-03-04 05:54:41 | カフカ覚書
あちらでは、すし詰めの満員で、授業も、満足にできやしない。だのに、きみたちは、この広い体育場でのうのうと羽根をのばし、おまけに、もっと場所を広くしようとおもって、助手たちまで追いだしてしまったじゃないか!しかし、もういいかげんに腰をあげて、動いてくれたまえ!」


☆来世では押し込められ、屈服に耐え忍ばなければならない。きみたちは、大きな企てのテーマを広げ、さらにそれを広げようと脳(知力)を出したじゃないか。今はせめて望ましい状態に心を動かしたまえ!