続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

🈞マグリット『微笑』

2019-01-21 06:55:00 | 美術ノート

   『微笑』

 ANNOの意味は不明である。noは《無》を表すものなのか、numberの略なのか…。
 274,1957、30861という数字、1957は西暦を連想させるので、274は過去であり30861は遠い未来と想定しがちであるし、そういう流れを意図している。

 有機物質は無機物質に比べ循環が早いが、無機物質にも変化はあり、年代を特定することができる。ただ非常に長い年月、K(カリウム)に変化があり、100万年という単位での測定である。

 であるから、この石に刻まれたものが過去だとすると、とてつもない未来からの展望であり、もう微笑するしかないほどの隔絶である。

 地球を空から見れば国境がないのと同じように、遠い未来から見れば、長い年月と思われるわたし達の歴史も笑止、『微笑』するしかないに違いない。


(写真は国立新美術館『マグリッㇳ』展/図録より)


『オツベルと象』㉞

2019-01-21 06:43:27 | 宮沢賢治

「まあ持つて見ろ、いゝもんだ。」斯う言ひながらオツベルは、ブリキでこさへた大きな時計を、象の首からぶらさげた。
「なかなかいゝね。」象も云ふ。


☆二つを兼ねている詞(言葉)が現れる他意がある。
 字で啓(人の目を開いて理解させる)章(文章)は、主に照(あまねく光が当たる=平等)を運(めぐらせている)。


『城』3110。

2019-01-21 06:37:24 | カフカ覚書

が、まあ、ご心配なさらないでください。きっと眠りはしませんよ。うまい具合に眠れても、ほんの数分間にすぎませんから。


☆しかしながら、小舟の恐怖です。わたしは先祖のように死んだりしません。ほんの少しのコイン(硬貨)で有利な場合があります。