続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)㉗

2020-06-21 07:19:11 | 飯島晴子

  冬の川十一面のばらまかれ

 十一面観音を災害や何かから逃れさせるため畑に埋めたり池や川に沈めたという。その十一面観音は今、冬(過酷)の時代をどう見ていらっしゃるだろう。
《ばらまかれ》を漢字にすると、(ばら)は、散。(まかれ)は、撒。
 きっと、わたし達すべてを救済すべく燦燦と輝き照らしているに違いない。

 冬はフユと読んで、浮遊。
 川はカワと読んで、佳話。
 十はジユウと読んで、事由。
 
☆浮遊している佳話(美談)の事由(理由)が、その辺り一面で燦燦と輝いている。


『飯島晴子』(私的解釈)㉖

2020-06-21 07:07:33 | 飯島晴子

  空はみささぎ花鶏など居させむ

 天空は御陵である。花鶏などが万と飛び交う極楽に違いない。

 花はハナと読んで、端。
 鶏はケイと読んで、経。
 居さしむはキョと読んで、巨。

 天空は墓所である。端(初めから)経(常に変わらず)巨きいに違いない。だから、この世が出来た初めから、みんなの墓所(天国)である。