ばか生りの柿の下にて亡国論
ばか生り(鈴生り)、当たり年である。黄金色の柿が輝き溢れる豊かな実り、その下での亡国論の妙。
ばか生りの(馬鹿生)はメ・カ・ショウと読んで、女、化、粧。
柿の下はシ・カと読んで、姿、笑。
亡国論はモウ・コク・ロンと読んで、妄・酷、論。
☆女の化けた粧(装い)は、妄(偽り)であると、酷(容赦なく厳しい)論(意見)である。
ばか生りの(馬鹿生)はバ・カ・ショウと読んで、罵、苛、傷。
柿の下はシ・カと読んで、止、呵。
亡国論はボウ・コク・ロンと読んで、傍、告、論。
☆罵(大声で悪口を言う)苛(いじめ)に、傷つけるのを止め呵(叱る)。傍わらの論(是非善悪を言い立てる・見解)。