これ着ると梟が啼くめくら縞
めくら縞、紺染めの綿糸で織った平織りの布、渋く、いかにも暗い。まるで闇夜を連想させる着衣に、梟が啼くだろうという発想。
これ着ると(此着)ハシ・ジャクと読んで、姿、若。
梟が啼くはキョウ・テイと読んで、驚、態。
めくら縞(盲縞)ハモウ・コウと読んで、猛、光。
☆姿が若いので驚く。
態(ありさま)は猛(強く)、光(輝いている)。
これ着ると(此着)ハシ・ジャクと読んで、死、寂。
梟が啼くはキョウ・タイと読んで、恐、体。
めくら縞(盲縞)はモウ・コウと読んで、亡、恒。
☆死は寂しく恐ろしい。体が亡(滅びる)恒(常)がある。